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ゴールドシップはよくわからん

この時期に早くも横綱登場となった第56回AJCC。
この日はゴールドシップ登場と中館英二騎手の引退式があったこともあり、多くのお客さんが中山競馬場に来場しました。
レースはゴールドシップが全く良いところなく7着惨敗。
4番人気のクリールカイザーが展開を見方に快勝しました。

2015-AJCC4番人気のクリールカイザー(田辺)が早め先頭から押し切って重賞初制覇を飾った。2着は1馬身1/4差でミトラ(柴山)、3着にエアソミュール(C・デムーロ)。1番人気に推されたゴールドシップ(岩田)は精彩を欠き、7着に終わった。
◆クリールカイザー 6歳牡馬、父キングヘイロー、母スマイルコンテスト。北海道新ひだか町の千代田牧場生産、馬主は横山修二氏。戦績は29戦6勝、重賞初勝利。獲得賞金は2億3734万4000円。
http://www.hochi.co.jp/horserace/20150125-OHT1T50063.html

 

流れが向いた1、2着

力をつけてきたクリールカイザー

クリールカイザーは去年の後半から徐々に力を付けてきた馬。
前走のステイヤーズSでは、スムーズさに欠く部分があり3着に敗れましたが、今回は田辺騎手の積極的な騎乗が功を奏した形になりました。
主戦の吉田豊騎手がショウナンラグーンに騎乗した影響で、今回は田辺騎手が騎乗。
田辺騎手は東海Sを制したコパノリッキーを降ろされて回ってきたチャンスを見事に活かしました。
管理する相沢厩舎と田辺騎手は、去年のヴェルデグリーンに続いての連覇。
ヴェルデグリーンが残念なことになっただけに、クリールカイザーには新たな厩舎の看板馬として期待もかかることでしょう。
距離はステイヤーズSで問題ないことを実証済なので、この後は日経賞→天皇賞(春)というローテーションになるのではないかと思います。
 

代打 柴山雄一

中山9Rでウラレナに騎乗した蛯名正義騎手がで落馬負傷したため、急遽柴山雄一騎手が代打騎乗したミトラが2着。
クリールカイザー共々、上手く流れに乗って2着に粘り込みました。
ミトラはこれまでマイルを中心に走ってきましたが、ここ2走は2000m、2200mで好走。
この後はマイルに戻るか中距離路線を歩むのかは悩ましいところだと思います。
ちなみに落馬負傷した蛯名騎手は「左大腿四頭筋損傷」とのことです。
全治はどの程度になるか発表されていませんが、今年のクラシック戦線では牡牝ともに、現時点の最有力馬のパートナーであるだけに気がかりです。
 

 

惨敗ゴールドシップ

1.3倍と圧倒的人気を集めたゴールドシップは7着と惨敗しました。
前残りの競馬で全く流れは向きませんでしたが、少々残念な競馬でした。
ゴールドシップはよくわかりません。

単勝オッズ1.3倍

ゴールドシップはこれまでGⅠを5勝している名馬であります。
と同時に、単勝1倍台のオッズで3回も馬券に絡まなかった馬でもあります。
・ 2013年 天皇賞(春) 1.3倍 5着
・ 2013年 京都大賞典 1.2倍 5着
・ 2015年 AJCC 1.3倍 7着
これまでの2回は京都競馬場でした。
この馬は東京、京都では成績が落ちる反面、中山、阪神では抜群の成績を残していました。
それもあって1.3倍という支持を集めていました。

ゴールドシップの今後のローテーション

おそらくこの春の最大目標は宝塚記念だと思います。
当初はこの後は、父ステイゴールドも制したドバイシーマクラシックに向かうプランがあったようですが、どうなるのか?
おそらく、阪神大賞典→天皇賞(春)→宝塚記念という去年、一昨年と同じローテーションではないかと思います。
天皇賞(春)は向かない京都競馬場ではありますが、オーナーが人一倍天皇盾に対する思い入れがあるようなので、三度挑戦するのではないかと予想します。
鞍上の調整が難しいところですね。
横山典弘騎手がワンアンドオンリーで被るので、岩田康誠騎手の続投が基本線だと思いますが、個人的には内田博幸騎手に戻してほしいなと思います。
先日、かなり久しぶりに須貝厩舎の馬に内田騎手が騎乗していたので(初富士Sのオツウ)、無くもないのでは・・と少しだけ期待しておきます。
 

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