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去年の雪辱を果たしたホッコータルマエ

去年までのJCダートから新装された、第15回チャンピオンズCは2番人気ホッコータルマエが復活Vを飾りました。
今年は関東馬の参戦がなかったため、関西馬15頭+海外馬1頭で行われました。
勝ったホッコータルマエはこれまで地方の交流GⅠ(JpnⅠ)は5勝しておりましたが、中央のGⅠでは3、3、2着とあと一歩足りず。
ようやくこれで統一GⅠ馬となりました。

中京11Rの第15回チャンピオンズカップ(GI、3歳上、ダート1800m)は2番人気ホッコータルマエ(幸英明騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分51秒0(良)。1/2馬身差2着に8番人気ナムラビクター、さらに3/4馬身差で3着に3番人気ローマンレジェンドが入った。
ホッコータルマエは栗東・西浦勝一厩舎の5歳牡馬で、父キングカメハメハ、母マダムチェロキー(母の父Cherokee Run)。通算成績は27戦13勝となった。
http://keiba.radionikkei.jp/keiba/post_4848.html

 

故 矢部幸一オーナに捧げるホッコータルマエの勝利

ホッコータルマエの馬主は矢部道晃氏。
去年、父である矢部幸一氏が亡くなってから、引き継ぐ形でオーナーとなっています。
去年のJCダートで弔いとなる勝利を捧げたかったところですが、ベルシャザールの前に3着に敗退。
今回はその雪辱を果たした形になりました。
騎乗した幸英明騎手は去年の雪辱を果たせたことから、グッとくるものがあったようです。
今後のローテーションは去年と同じローテを予定しているとのこと。
まずは次走に東京大賞典。そして目標はドバイワールドCになるようです。
今年のドバイワールドカップでは体調が整わなかったことや、タペタが合わなかったことが大きな敗因。
来年は、海外遠征の経験が活きることと、馬場がタペタからダートに変更になるので、この馬には追い風になるのではないかと思います。
 

 

2着以下に敗れた馬たち

激走ナムダビクター

人気薄のナムラビクターが僅差の2着。
これまで重賞勝ちは無いものの、堅実な走りで常に上位に食い込んでいました。
まだ地方のダートは1度も走っていないので、今後の交流重賞で要注目。
 

休み明けは走るローマンレジェンド

前走で復活したローマンレジェンドが3着。
馬柱を見てもわかる通り、成績にムラがある馬ですが、基本的に休み明けなら好走できるように感じます。
今後も間隔を開けていない場合は過信禁物だと思います。
特に大井を使った場合は、去年の東京大賞典のようにゲートを嫌がる可能性があるので注意。
 

牝馬サンビスタの今後

紅一点のサンビスタが4着に好走。
牝馬同士の場合はワイルドフラッパーと2強で他に敵無しですが、牡馬に混じってもソコソコやれることを証明しました。
今後も頭は無くても入着は十分あり得そうです。
 

古豪ワンダーアキュート

8歳の古豪ワンダーアキュートは追い込み届かず5着。今回はフェブラリーSと同様に、完全に流れが向きませんでした。
それでも堅実な結果を残すのはさすがで、まだまだやれると思います。
 

自分の形に持ち込めないと脆いコパノリッキー

1番人気のコパノリッキーはまったく良いところなく12着。
ゲートの出がイマイチで、先手を取れませんでした。
自分でレースを作れるのがこの馬の強みですが、その形に持ち込めないと脆いのかもしれません。
 

はるばる参戦インペラティヴ

アメリカから招待ではなく自費で参戦したインペラティヴは15着。
馬の力が足りていないし、馬体も幾分余裕があったように感じました。
今後もカリフォルニアクロームみたいな大物でない限り、海外馬は基本的には軽視で良いかと思います。
ちなみに久々に日本競馬に参戦したK.デザーモ騎手は、全部で9鞍に騎乗し2着2回。
結果だけ見れば悪くは無いですが、残念ながら騎乗っぷりはかつてのデザーモではありませんでした。
 

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