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メイショウカイドウを振り返ってみる

小倉記念の当日の10Rで、JRA60周年記念競走の一環により「玄界灘の風雲児 メイショウカイドウカップ」が行われます。
レースの本場馬入場では、小倉競馬場で誘導馬になっているメイショウカイドウ自身が、エリモハリアーのときと同じように、誘導馬を務めると思われます。
メイショウカイドウは、2004年、2005年小倉記念、2005年小倉大賞典、2005年北九州記念と同一年に小倉古馬重賞3冠を達成しています。
とにかく小倉では水を得た魚のように走ったメイショウカイドウ。成績からも明らかです。
通算成績 (11- 6- 6-20)勝率.255、連対率.395、3着内率.534
小倉成績( 8- 1- 2- 4)勝率.533、連対率.600、3着内率.733
メイショウカイドウの3冠への道のりは見事なものでした。

2004年の小倉記念を制覇し、この先のGⅠ戦線で期待のかかったメイショウカイドウでしたが、キャピタルS、ディセンバーSと共に圧倒的1番人気で掲示板にも載れずに惨敗。
そんな中迎えた1冠目の小倉大賞典。
ここでも1番人気に推されたメイショウカイドウは、武豊騎手を背にキッチリ差し切り勝ち。
抜群のコース相性で1冠目を飾ります。
この勝利で春のGⅠ戦線での期待の持たれたメイショウカイドウでしたが、中山記念 7着(3人)、マイラーズC 7着(11人)といい所なく敗れ、
GⅠには向かわずに得意の小倉開催まで英気を養います。
迎えた2冠目の北九州記念。
ここでも過去の実績から1番人気に推されました。
レースは比較的に前の方から進め、直線抜け出すと最後は2馬身突き放しての快勝でした。
もう目指すは小倉完全制覇(小倉2歳Sと小倉HJもありますが)ということで迎えた3冠目の小倉記念。
ハンデ重賞であるため、当然トップハンデの58.5kg。
圧倒的1番人気ではありましたが、このハンデを気にする声はいくらかありました。
しかしレースではそんな不安も全く見せず。
中断より後ろから道中進み、直線を向くと上がり35.1秒の脚で差し切り勝ち。
見事に史上初の小倉古馬重賞3冠を達成しました。
その後、2006年の七夕賞を勝つなど活躍をし2007年に引退。
引退後はお馴染みの小倉競馬場で、看板馬として誘導馬で活躍しています。
ちなみに、この小倉古馬重賞3冠ですが、北九州記念が1200mとなった現在ではまず達成されることはないと思われます。
(というか挑戦する馬もほとんどいないと思われます)

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