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ゴールドシップはなぜ出遅れたのか?

宝塚記念を制したラブリーデイの何倍も目立ってしまったゴールドシップ。
宝塚記念の総売上195億7533万7300円のうち、121億1835万7200円がゴールドシップ絡みの馬券だったとか。
約62%の馬券がスタートと同時に紙屑と化しました。
私もこの馬から買っていただけに偉そうなことは言えませんが、厳しいと思われた天皇賞(春)を勝ったかと思えば、盤石と思われていた宝塚記念でこうなるあたり、この馬らしいのでしょう。
有馬記念のルーラーシップの再現を少しだけ期待しましたが、鞍上の横山典弘騎手も無理をさせずに15着に終わりました。

出遅れの原因

ゲートに難癖のある馬であるのは、これまでもあったので今更驚くことはないのですが、ここまで酷いスタートは初めてでした。
ゲート練習では問題なかったと報道されていて、ゲート入りも目隠しをして問題なく行きました。
ゲート内でも、担当する今浪厩務員が付きっきりでなだめて落ち着かせていました。
ところが発走直前での大暴れ。
素人目には隣の枠のトーホウジャッカル(こちらも気性難)を威嚇するかのように暴れたのかと思いました。
ですが、下記の記事によると逆隣のラブリーデイが入ってからおかしくなったようです。

しかし、事態が急変したのは、最後の1頭、ゴールドシップの1つ左隣の大外枠ラブリーデイがゲートに入った直後だ。その少し前にゴールドシップの1つ右隣のトーホウジャッカルがゲート内で少しチャカチャカし、それにつられたという見方もできるかもしれないが、明らかに暴れ出したのは両隣に馬が収まった直後だった。
 ゴールドシップはたまらず立ち上がってしまうのだが、ここではもちろんゲートは開かれない。その後、横山典が何とか制御し、ゴールドシップも両前脚を下ろして落ち着いたように見えた。事実、裁決委員によると、ここで横山典から“大丈夫だ”という意思表示が送られ、それも含めてスターターも発走可能とみなし、ゲートをオープンした。
 ただ、悲劇は最悪のタイミングでやってきた。
 スターターがゲートオープンのレバーを握り、実際にゲートが開くまでのコンマ何秒かのタイムラグの間に、ゴールドシップは再び立ち上がってしまったのだ。

ゲート練習をどのような感じで行ったのか分かりませんが、もしかしたら両サイドに馬が入るとダメなのかもしれません。
ラブリーデイとトーホウジャッカルが気に入らなかったのかもしれません。
あるいは、今浪厩務員が離れていったことに不安を感じたのかもしれません。
騎手や調教師のコメントにもある通り、こういう馬なので、彼に聞かないとわからないのでしょう。
今回のレースが、ラガーレグルスのような後遺症にならないことを願います。

ゴールドシップの今後

ひとまずゴールドシップにはゲート試験が課されます。
おそらくパートナーは引き続き横山典弘騎手だと思うので、また駆けつけてゲート試験を行うでしょう。
脚元や状態に問題が無ければ、札幌記念あたりですかね。
その後は天皇賞(秋)やジャパンC、有馬記念が目標となりそう。
結果の出ていない府中が舞台なので、動向に注目が集まりますが、そういう状況を覆すのがゴールドシップという馬なのではないかと期待しています。
そして得意の有馬記念でまたやらかすという流れ・・・。
そうやってゴールドシップという馬にみんな振り回されるのでしょう。私も含めて。

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