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印象薄いラブリーデイ、でも宝塚記念って結構そういうレースだった

ゴールドシップばかりに話題が行ってしまいますが、宝塚記念で悲願のGⅠ初制覇を飾ったラブリーデイ。
今年上半期だけで計6戦目、重賞4勝目(中山金杯京都記念鳴尾記念)という過酷なローテでしたが、それを乗り越えての悲願となりました。

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28日の阪神11Rで行われた第56回宝塚記念(3歳上オープン、GI、芝2200メートル、16頭立て、1着賞金=1億5000万円)は、川田将雅騎手騎乗の6番人気ラブリーデイ(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)が2番手追走から抜け出してGI初制覇を果たした。断然人気に推されたゴールドシップは、ゲート内で立ち上がって大きく出遅れ、後方のまま15着に敗れている。タイムは2分14秒4(良)。

金子真人オーナー、久しぶりのGⅠ制覇

1着 ラブリーデイ、2着 デニムアンドルビーは、同じ勝負服で馬主は金子真人氏(名義は金子真人HD)
これまでも、ディープインパクト、アパパネ、キングカメハメハ、クロフネなど何頭もの活躍馬を所有しGⅠを勝ってきました。
2001年~2011年までは、中央・地方いずれか(または両方)で10年連続でGⅠを制しました。
これは個人馬主としては異例の快挙で、馬を見極める力と運の強さがあってのことだと思います。
そんな金子氏にとっても、今回のラブリーデイの勝利は5年ぶりのGⅠ勝利。
GⅠ出走だけでも凄いことですが、5年ぶりに勝って「久しぶり」と言われてしまうあたり、この勝負服のもつインパクトの強さの証明なのでしょう。

ラブリーデイが宝塚記念を制した意味

最近の宝塚記念は、ゴールドシップとオルフェーヴルが制していたので、王者が貫録を示す舞台になっていました。
しかし、宝塚記念はどちらかというと悲願のGⅠ初制覇が多いレース。
近年であれば、ナカヤマフェスタ、アーネストリー。
少し前なら、ダンツフレーム、メイショウドトウ。
もっと前なら、ダンツシアトル、メジロライアン。
グレード制導入前だと、ハギノカムイオー、スズパレードなどですかね。
そういう意味では、ラブリーデイは久しぶりに宝塚記念っぽい勝ち馬だったような気がします。

ラブリーデイの今後

ラブリーデイは動じない馬だそうで、管理する池江泰寿調教師は、今後は豪州など海外遠征も視野に入れているようです。
コックスプレートなんか挑戦しても面白いと思います。
川田将雅騎手はお手馬がたくさん被っているだけに、今後の選択次第で誰が手綱を取るかも変わってきそうです。

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