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油断騎乗で騎乗停止処分になった例

第17回阪神スプリングジャンプは、去年の中山グランドジャンプ3着のサンレイデュークが接戦を制して快勝。重賞2勝目を挙げました。

2015-阪神スプリングJ14日の阪神8Rで行われた第17回阪神スプリングジャンプ(4歳上障害オープン、J・GII、芝3900メートル、13頭立て、1着賞金=4000万円)は、難波剛健騎手騎乗の4番人気サンレイデューク(牡7歳、栗東・高橋義忠厩舎)がゴール寸前で差し切り、重賞2勝目を飾った。タイムは4分22秒8(稍重)

今回のレースで気になったのは、2着に敗れたサンライズロイヤルです。

油断騎乗で騎乗停止に

2着に敗れたサンライズロイヤルの植野貴也騎手に対して、レース後騎乗停止の処分を受けました。

制裁内容

8Rにおける制裁
3番サンライズロイヤル号の植野 貴也騎手は、決勝線手前での御法(騎乗ぶり)について、3月21日(祝・土)から3月22日(日)まで騎乗停止となりました。

どんな事象だったか

レース映像をJRAの公式で確認することができます。
それを見る限り、残り20mくらいのところで追うのをやめて差されたようにも見えます。

植野 貴也騎手は、8レースで3番サンライズロイヤル号に騎乗したところ、決勝線手前で2完歩ほど追う動作を緩め2着(1着との着差はハナ差)となりました。同騎手の騎乗ぶりは、明確に着順に影響があったとは認められないものの、騎手としての注意義務を怠ったものであることから、3月21日(祝・土)から3月22日(日)まで騎乗停止としました。

過去の油断騎乗の制裁例

過去にあった油断騎乗の制裁をいくつか挙げてみます。

黛弘人騎手

2011年2月26日、小倉12Rの甘木特別で、騎乗したメジロガストンで2着に敗れた際、ゴール前で追うのをやめたことで、制裁を受けました。
このときの処分は、30日間(開催日9日間)の騎乗停止というかなり厳しいものでした。

四位洋文騎手

2012年12月22日、阪神5Rで、ブリュネットに騎乗した際に、残り50mで追うのを止めるような仕草を見せて、ハナ差差される形での3着。
黛騎手と同様に、30日間(開催日9日間)の騎乗停止処分となりました。

川田将雅騎手

上記の例と違い、勝ったにも関わらず制裁となった例を紹介します。
2014年1月26日、京都3Rでマコトグロズヌイ騎乗し1着となった川田将雅騎手。
このとき、残り100mで追うのをやめたことで、突き放した馬に半馬身差まで迫られたことで油断騎乗として2日間の騎乗停止処分を受けました。
過去にも勝っても油断騎乗として戒告や過怠金処分となった例はありましたが、騎乗停止となったのはかなり厳しい処分でした。

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