今年の桜花賞を勝利した白毛馬ソダシ。
一般ニュースでも取り上げられるなど、話題性も高い馬です。
祖母は、サンデーサイレンス産駒の白毛馬、シラユキヒメ。
シラユキヒメという存在は、非常に偉大な存在になっています。
突然変異の白毛馬
そもそも白毛馬はどうやって誕生するのかといえば、「親の遺伝」か「突然変異」の2パターンになります。
日本の競走馬の生産の歴史の中で、最初に誕生した白毛馬は「ハクタイユー」
レースで勝利を挙げることはできませんでしたが、種牡馬として輩出したハクホウクンが、白毛馬による初勝利を挙げました。
そんな突然変異で誕生した白毛馬の3例目がシラユキヒメ。
数万頭に1頭という確率の突然変異が、サンデーサイレンス産駒で発生するというゲームでもあり得ないような奇跡の馬です。
シラユキヒメは金子真人オーナー所有のもと、競走生活は9戦未勝利ではありましたが、母となり偉大な存在になりました。
シラユキヒメの一族
シラユキヒメの存在により、産駒から白毛馬が多く生まれ、金子真人オーナー所有のもと、たくさんの活躍馬が輩出されています。
- ホワイトベッセル(金子真人HD所有:JRA初勝利の白毛馬)
- ユキチャン(金子真人HD所有:交流重賞初勝利の白毛馬)
- ハヤヤッコ(金子真人HD所有:JRA重賞初勝利の白毛馬)
- ソダシ(金子真人HD所有:JRA G1初勝利の白毛馬)
金子真人オーナーもすごいですね。
シラユキヒメの一族からは、2021年時点ですでに21頭の白毛馬が輩出されています。
他にもシラユキヒメの一族からは、白毛馬の発展に止まらず、メイケイエールのような鹿毛の重賞勝ち馬も出ています。
シラユキヒメ一族の一覧をまとめてみました。

※太字は白毛馬。白毛馬と重賞入着馬をピックアップ
[追記]↑の画像ですが、メイケイエールの毛色が間違っておりました(そのうち差し替えます)
×白毛
○鹿毛
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