第79回菊花賞は、フィエールマンが僅差の叩き合いを制しての勝利。
僅か4戦目での菊花賞制覇となりました。
「菊花賞・G1」(21日・京都)
牡馬クラシック最終戦は、ルメール騎乗の7番人気フィエールマンがV。鞍上は先週の秋華賞(アーモンドアイ)に続き、G1連勝。重賞騎乗機会4連勝を決めた。
レースはジェネラーレウーノがハナを主張し、流れはスロー。フィエールマンは中団で脚をためた。ラストの直線は、2番人気のエタリオウが満を持して先頭に躍り出たが、抜群の切れ味を発揮したフィエールマンがゴール直前で鼻差かわした。
ルメールは「(ゴールしたときは)負けたと思ったので、ミルコ(デムーロ)におめでとうと言っちゃった。すごい切れ味。いい瞬発力だったから届いたね」と、相棒をたたえた。
キャリア4戦目での戴冠はレース史上最少。また、01年マンハッタンカフェ以来、17年ぶりに関東馬が制した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181021-00000104-dal-horse
1勝馬エタリオウ
この菊花賞で2着に敗れたのはエタリオウ。
前走に続き、連続での重賞2着で僅かにクラシックのタイトルには手が届きませんでした。
エタリオウは未だに未勝利のみの1勝馬。
もしこのまま歯がゆいレースが引退まで続いていけば、最強の1勝馬という名誉なのか?不名誉なのか?よくわからない称号を与えられそうです。
過去の最強の1勝馬たち
過去にも一時期だけ、史上最強の1勝馬と呼ばれた馬たちがいました。
ロイスアンドロイスやシックスセンスはその最たる例でしょう。
1勝馬の身でありながら、G1で馬券圏内に入るものの、他のレースでは勝利に至らない。
そんな戦績から、史上最強の1勝馬の称号?を与えられていました。
しかし、これらの馬たちも後に2勝目を挙げて、史上最強の1勝馬の称号は剥奪?されてしまいました。
エタリオウの2勝目も遠くない未来に来るだろうと思いますが、果たして今後どうなるでしょうか?
所有するGリビエール・レーシングにとっては、代表馬なので早く2勝目を挙げて欲しいところでしょう。
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