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負けても見通し明るい?キズナとハープスター

キズナとハープスターの今年初戦として注目の集まった京都記念は、有力馬が共に連対もできず、3番人気のラブリーデイが制する結果になりました。

2015-京都記念3番人気ラブリーデイが重賞連勝を決めた。道中は2番手を追走し、直線ではしぶとく脚を伸ばした。戸崎圭太騎手(34)は「返し馬からいい雰囲気で、リズム良く行けた。力をつけているので楽しみ」とパートナーをたたえた。鼻差の2着に4番人気スズカデヴィアス、3着が骨折休養明けの2番人気キズナ。1番人気ハープスターは伸びを欠き5着に敗れた。

伏兵の活躍目立つ京都記念

3番人気と4番人気で決まったので、結果だけを見ればそこまで波乱とは言えないですが、とりわけここ数年の京都記念はそんな結果が多いような気がします。

近3年の京都記念

施行年勝ち馬人気敗れた人気馬
2014年デスペラード6人気ジェンティルドンナ、トーセンラー
2013年トーセンラー6人気ジャスタウェイ、ショウナンマイティ
2012年トレイルブレイザー5人気ダークシャドウ、ウインバリアシオン

近年の特徴として言えるのが3点。

  • 京都実績がある
  • 有力馬より前でレースができる
  • 中穴くらいの人気

2011年2着のメイショウベルーガもこのパターンだと思います。
そういった意味では、今回の2着スズガデヴィアスはドンピシャな馬でした。
 

 

骨折休養明けのキズナ

去年の天皇賞春骨折して以来の休養明けとなったキズナは追い込み届かず3着。
前が有利の展開でしたが、大阪杯の再現のようにはいきませんでした。
今回は休養明けもあって馬体重は+22kg。
着差も僅かだし、そういった面も考えると及第点ではないかと思います。
騎乗した武豊騎手も「今まで乗ったなかで一番、良かったですね」と佐々木晶三調教師に報告したようなので、悲観すべき内容ではなかったと感じているようです。

キズナの今後

次走は大阪杯を予定していて、その後は天皇賞(春)、秋には凱旋門賞への再挑戦を予定しています。
大阪杯には去年の天皇賞(秋)を制したスピルバーグ(今年は英国遠征予定)が出走予定です。
叩いてこの辺りの馬たちとどんな勝負をするかが試金石になってくると思います。

ドバイに向けて・・・ハープスター

ハープスターの今年初戦は5着に終わりました。

ハープスターの敗因

初めての京都が合わなかったのか、良いところなく終わった印象です。
いつもの「大外ぶん回し」の競馬でないと走らない可能性もありますが、物足りない印象でした。
ただ、こちらも馬体重+14kgでやや太め残り。
去年のジャパンCも敗因は明確だし、次のドバイが目標ということを考慮して、ここ2走の敗戦でまだ評価を落とす必要はないと思います。

ハープスターの今後

次走はドバイシーマクラシック。鞍上はR.ムーアに乗り替わりです。
去年の京都記念でもジェンティルドンナが同じような負け方をして、R.ムーアに乗り替わりで同じレースを勝ちました。
(お世辞にも褒められるような騎乗ではなかったですが)
ムーアがハープスターをどう乗りこなすか楽しみです。
 

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