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岡安譲アナウンサー最後の競馬実況

天皇賞(春)は蛯名正義騎手が騎乗したフェノーメノの連覇という結果になりました。
注目の1番人気キズナは4着。急遽A.シュタルケ騎手から武幸四郎騎手への乗り替わりのウインバリアシオンは2着でした。
さて、この天皇賞(春)で引退した人がいます。
関西テレビの岡安譲アナウンサーが最後の競馬実況を終えました。
 

岡安譲アナウンサーにとっての競馬実況

岡安アナウンサーは競馬実況をやりたくて関西テレビに入社したほどの、生粋の競馬好きです。
杉本清アナ、馬場鉄志アナといった看板アナウンサーの後を継いで、関西の大レースを任されてきました。
しかし、残念ながらテレビ局側の事情で今回が最後の実況になってしまいました。

5月4日に行われる春の天皇賞を最後に、私は競馬実況を卒業します。
去年の秋にアンカーのメインキャスターとなってからもG1を中心に実況を続けていたのですが、暮れに会社から「アンカーに専念してほしい」と言われました。
私は競馬から絶対離れたくなかったので懸命に抵抗しましたが、最終的には受け入れました。
そもそも私が関西テレビの入社を志望した理由は「競馬実況をやりたいから」でしたし、入社以来16年半、ずっと続けてきた仕事です。離れることはまさに断腸の思いです。
しかし同時に、アンカーを今まで以上により良い番組にするという会社の意向は私も十分理解
できます。大変つらいことではありますが競馬実況は後進に譲り、私はキャスター業に全力を
傾けるという決断をいたしました。
http://www.ktv.jp/ktv/ann/cafe/okayasu/140328.html

 

 

トウカイトリックの追悼

今回最後となった天皇賞(春)の実況。
おそらく見ていた人はみんな思ったと思いますが、印象に残ったフレーズを。
本馬場入場で全馬紹介し終えた後のこの言葉。
 
「そして今日はもう一頭紹介させて下さい。このレース8年連続出走という大記録を残して今年引退したトウカイトリック。残念ながら先日不慮の事故でこの世を去ってしまいました。天皇賞の誘導馬という夢は叶いませんでしたが、今日は天国から後輩達の活躍を見守っています。」
 
トウカイトリックについて触れるとは思いませんでした。
この日の京都競馬場には、トウカイトリックの献花台が設置されていました。
京都競馬場、トウカイトリックの献花台を設置
こういうことが言えるあたり、このアナウンサーが競馬好きというのが伝わってきます。
もし、ニュースアンカーが終わるようなことがあれば、競馬実況に戻ってきてほしいものです。
 

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