モーリスが香港カップを圧勝。
去年の香港マイル、今年のチャンピオンズマイルに続き、2階級制覇となりました。
11日に香港シャティン競馬場で行われた第30回香港カップ(GI、3歳以上、芝・右2000メートル、定量、1着賞金1425万香港ドル=約2億1375万円)は、ライアン・ムーア騎手騎乗のモーリス(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎)が後方追走から内々を進出、直線は縫うように馬群をさばき、2着に3馬身差をつける圧勝でラストランを飾った。タイムは2分0秒95(良)。
2着には香港のシークレットウェポン。日本馬は、中団からレースを進めたステファノスが3着、先行策から粘り込んだラブリーデイが4着、中団の後ろを進んだクイーンズリングが9着。エイシンヒカリは、昨年優勝したときと同様にハナに立ち、離し逃げの形でレースを引っ張ったが、直線半ばで失速して10着に敗れている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161211-00000569-sanspo-horse
モーリスはすごい馬ですね。
直線で伸びてきたときは抜群の瞬発力でした。
レース後にR.ムーアが「自分のキャリアの中でも最高のレースだった」という趣旨のコメントを出していましたが、それくらい凄かったと思います。
香港ヴァーズも制した堀調教師と共に、香港のファンには強く印象に残ったことでしょう。
エイシンヒカリはレース前に放馬したらしく、その辺が影響したかもしれませんね。
自分のレースをしての結果なので、仕方がないと思います。
この後、モーリスは社台スタリオンステーションで、エイシンヒカリはレックススタッドで種牡馬入りすることが決まっています。
香港カップの単勝オッズを日本と香港で比較してみる
着順 | 馬名 | 日本オッズ(人気) | 香港オッズ(人気) |
---|---|---|---|
1着 | モーリス(日) | 1.6(1) | 1.7(1) |
2着 | シークレットウェポン(香) | 15.7(5) | 11(4) |
3着 | ステファノス(日) | 9.5(3) | 18(7) |
4着 | ラブリーデイ(日) | 21.6(7) | 23(8) |
5着 | ブレイジングスピード(香) | 36.7(8) | 12(6) |
8着 | デザインズオンローム(香) | 18.8(6) | 7.9(2) |
9着 | クイーンズリング(日) | 13.6(4) | 11(4) |
10着 | エイシンヒカリ(日) | 4.1(2) | 8.6(3) |
やはりモーリスについては抜けた人気だったのですね。
デザインズオンロームの評価については、日本人の方がよく分かっていますね。
モーリスの香港カップに関する海外の反応
Maurice ⭐️🇯🇵 #HKIR 📸: @HKJC_Racing pic.twitter.com/Kx7GgRd7TX
— Racing.com (@Racing) 2016年12月11日
Ryan Moore and Maurice burst through to win the Longines Hong Kong Cup at Sha Tin in great fashion
— Sporting Life (@SportingLife) 2016年12月11日
Maurice is a LEGEND. Unbeaten in 3 G1s in Hong Kong, he wins the @LONGINES Hong Kong Cup for Ryan Moore and Noriyuki Hori #HKIR
— HKJC Racing (@HKJC_Racing) 2016年12月11日
Ryan Moore – he does smile sometimes you know! #HKIR pic.twitter.com/aYcXSJjmkf
— At The Races (@AtTheRaces) 2016年12月11日
R.ムーアも笑うことがあるんですね。
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