第一人者であり、大ベテランであり、レジェンドすぎて、あらゆる記録を持っている武豊騎手。
そんな武豊騎手ですが、未だに騎乗経験がない重賞競走がいくつか残っています。
武豊が騎乗経験の無いJRAの重賞競走
現在のJRAの重賞競走の数は、全部で129あります(障害を除く)。
その中で、武豊騎手が騎乗経験の無いレースは、なんと僅かに6レースだけでした!
超一流ジョッキーであり、現役生活も長いとなると、こんなに色々な種類に騎乗するのですね。
では、そんな武豊騎手が騎乗経験の無い重賞競走を紹介します。
※2020年5月4日時点。記録は目視確認のため、誤りがありましたらご指摘ください。
武豊とオーシャンステークス
- 開催時期:3月
- 競馬場:中山競馬場
- 重賞格付:2006年
オーシャンステークスは、2006年に重賞格付けされて以降、裏のチューリップ賞に騎乗することが多いため、騎乗経験がありません。
ちなみに、オープン特別時代には2度騎乗しています。
(2000年 ショーザランニング、1997年 エイシンミズリー)
武豊と新潟大賞典
- 開催時期:5月
- 競馬場:新潟競馬場
- 重賞格付:1986年
新潟大賞典は、近年は裏にNHKマイルC、京都新聞杯、京王杯SCといった有力馬の多く出走するレースが多く、かつては安田記念が裏にいたため、騎乗経験がありません。
去年は珍しく(もしかしたら初めて)裏に重賞が無かったのですが、武豊騎手は前日に香港で騎乗していたため、ここでも騎乗はありませんでした。
武豊とサウジアラビアロイヤルカップ
- 開催時期:10月
- 競馬場:東京競馬場
- 重賞格付:2015年
重賞としての歴史も浅く、東京競馬場で騎乗経験の無い唯一の重賞競走です。
条件も格付けも違いますが、かつてサウジアラビアカップの名称で施行されていた時代に勝利しています(2004年 エイシンハンプトン)
また、前身のレースである、いちょうステークスがオープン特別時代には3勝しています(メテオバースト、エアギャングスター、エアグルーヴ)
武豊と福島記念
- 開催時期:11月
- 競馬場:福島競馬場
- 重賞格付:1986年
裏にエリザベス女王杯やマイルCSが開催される年が多いため、全然騎乗する機会が無いレースになっています。
そもそも、この時期に福島遠征することが滅多に無いので、今後も騎乗する可能性は低いと思います。
武豊とカペラステークス
- 開催時期:12月
- 競馬場:中山競馬場
- 重賞格付:2008年
重賞としての歴史が浅いのもありますが、裏に阪神JFと香港国際競走があるため、もしかしたら最後まで騎乗することの無い重賞になるのではないかと予想します。
一応、開催時期が違いますが、前身にあたるガーネットステークスは3勝しています(マイネルセレクト、ブロードアピール、スーパーナカヤマ)
武豊とターコイズステークス
- 開催時期:12月
- 競馬場:中山競馬場
- 重賞格付:2015年
こちらも重賞としての歴史が浅く、まだ騎乗がありません。
さらには、オープン特別時代も1度も騎乗はありませんでした。
ただ、このレースは重賞昇格後はずっと裏開催がオープン特別と手薄な相手なので、もしかしたら、他のレースよりチャンスはずっとあるような気がします。
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