武豊騎手が阪神10Rでメイショウカズヒメに騎乗して勝利。
前人未到のJRA通算4000勝を達成しました。
2007年7月に岡部幸雄元騎手が持っていた最多勝利記録を塗り替えたのち、前人未到の道をひた走るスタージョッキー武豊がついにJRA通算4000勝の記録を達成した。
9月29日、阪神10Rでメイショウカズヒメ(牝4歳、栗東・南井克巳厩舎)に騎乗した武豊騎手(49歳)=栗東・フリー=が勝利。“マジック3”で迎えたこの日に3勝目を挙げてJRA通算4000勝を決めた。
武一家と松本好雄
松本好雄オーナーは、武豊騎手の父・邦彦 元調教師が現役の頃からの武家との付き合いがあります。
邦彦元調教師の告別式では、松本好雄オーナーが弔辞を読み上げました。
弟の幸四郎元騎手も含めて、武家は非常に松本好雄オーナーと良い関係を築いてきました。
武豊の低迷期を支えた松本好雄
元々、騎乗する騎手について注文を出さない松本好雄オーナーが口出しをしたのが、メイショウサムソン。
凱旋門賞に挑戦する際に、主戦の石橋守騎手(現調教師)から武豊騎手にスイッチをしました。(奥様からは大反対されたとか)
武豊騎手の成績が落ちて低迷していた時期にも、積極的に武豊騎手に騎乗機会を与えていました。
そんなこともあり、武豊騎手は非常に感謝をしているようです。
JRAの公式の武豊騎手の写真がメイショウの勝負服なのもその表れでしょう。
思えば武豊騎手の3900勝のときの騎乗馬も松本好雄オーナーの馬でした(騎乗馬:メイショウヴォルガ)
こういう馬で節目の勝利を決めるあたり、やはりこの人は「もってる」人なのでしょうね。
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