G1で3度の2着の実績があるステファノスが引退、ニュージーランドで種牡馬入りすることが発表されました。
2014年の富士S(GIII・芝1600m)を制し、国内外のGIを3度連対したステファノス(牡8、栗東・藤原英昭厩舎)は、13日付でJRAの登録を抹消された。今後はニュージーランドで種牡馬入りする予定。
ステファノスは父ディープインパクト、母ココシュニック、その父クロフネ。全妹かつ同厩舎に2018年のクイーンC(GIII・芝1600m)2着のフィニフティがいる血統。
通算成績は31戦4勝(うち海外5戦0勝)。獲得賞金は4億7279万400円(うち海外1億2819万1400円)。ラストランとなった昨年の香港Cを含め4年連続で香港競馬に参加し、2015年のクイーンエリザベス2世C(香港G1)ではブレイジングスピードの2着に健闘した。
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ニュージーランドで種牡馬入りした日本馬
日本関連の馬でニュージーランドで種牡馬入りした馬といえば、ロックドゥカンブとヤマニンバイタルがいます。
どちらも現地でG1馬を輩出するなどの活躍をしています。
ただ、この2頭は元々ニュージーランドで生産された馬ということもあり、現地に根付いた血統ではありました。
それに対してステファノスは日本産のディープインパクト産駒ということもあり、純粋な日本馬として活躍を期待したいところです。
世界で種牡馬入りしているディープインパクト産駒
ディープインパクト産駒は国内では飽和してくるだろうこと、海外からの需要があること、などもあって多くの後継種牡馬が海外へ渡っています。
私が調べただけでも、以下の馬たちが海外で繋養された実績があるようです(シャトル種牡馬を除く)
馬名 | 母父 | 繋養国 | 備考 |
---|---|---|---|
スマートロビン | Lyphard | トルコ | |
ダノンバラード | Unbridled | イタリア→イギリス | 2018年日本へ帰国 |
マーティンボロ | Nureyev | フランス | |
トーセンスターダム | エンドスウィープ | オーストラリア | |
アルバートドック | Unusual Heat | イタリア | |
バロッチ | Giant’s Causeway | スウェーデン | 日本産海外調教馬 |
ダノンプラチナ | Unbridled’s Song | 南アフリカ | |
フィエロ | デインヒル | インド | |
サクソンウォーリア | Galileo | アイルランド | 日本産海外調教馬 |
ヒラボクディープ | Storm Cat | アイルランド | 2019年現地で種牡馬生活を送る予定 |
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