※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

13歳まで走り続けたマズルブラスト

今年で13歳になったマズルブラストがついに長かった現役生活に終わりを告げようとしています。
本日の船橋競馬10R、船橋ナイターカウントダウン!オープン でラストランを迎えます。

マズルブラストの長かった現役生活

マズルブラストは2004年11月19日にデビュー。
それから引退まで、約10年半に及ぶ現役生活を船橋競馬所属で過ごしてきました。
同期にはボンネビルレコード、シーチャリオット。
中央ではディープインパクト、カネヒキリ、トウカイトリック。
ボンネビルレコードやトウカイトリックよりも長く走り続けたことから、いかに現役生活が長かったかがよくわかります。

南関東3冠路線

デビューから安定した成績を残していたこともあって3冠路線でも期待が高かったです。
しかし、シーチャリオットの壁が厚く、羽田盃 3着(3人気)、東京ダービー 3着(2人気)、JDD 13着(4人気)と、なかなか勝ちきるまでには至りませんでした。
2004年 2歳 2戦2勝
2005年 3歳 7戦0勝

古馬になってから

古馬になってからも安定した成績で活躍。
交流重賞こそ、浦和記念 5着が目立つ程度ですが、毎年勝ち鞍を計上しました。
2006年 4歳 12戦5勝
2007年 5歳 6戦1勝
2008年 6歳 7戦2勝
2009年 7歳 7戦1勝
2010年 8歳 6戦2勝
2011年 9歳 6戦2勝

10歳になってからも

南関東は9歳いっぱいまでしか走ることができません。
ただしA1馬は特例扱いで、1年のうちに1度でも5着以内に入れば何歳でも引き続き走ることができます。
マズルブラストは自らの力によって、現役生活を継続してきました。
特に驚いたのは2014年。
1/4 大師オープンを8番人気で勝利。12歳で挙げた勝利は、実に約3年8か月ぶり(18戦ぶり)の勝利でした。
その後、3/13に隅田川オープンでも勝利を重ねました。
2012年 10歳 6戦0勝
2013年 11歳 9戦0勝
2014年 12歳 6戦2勝

マズルブラストのラストラン

今回のレースで手綱を取るのは川島正太郎騎手。
マズルブラストを管理していた、川島正行調教師の四男です。
川島調教師は2014年に死去。マズルブラストはその後、長男の川島正一厩舎に転厩しております。
マズルブラストを支え続けた川島ファミリーで挑むラストラン。
大外8枠11番で出走します。(1頭取消の10頭立て)
トーセンアレスやサーモピレーが手強いところでしょうか。
骨折からの休養明け2戦目でどこまでやれるかは分かりませんが、少しでも良い結果を願いたいです。

マズルブラストの引退式

高橋華代子さんのブログによると、引退式は行われず、メッセージが出されるそうです。
ただ、内田博幸騎手や戸崎圭太騎手も駆けつけての記念撮影が行われるそうです。

船橋ケイバの広報のお話しでは、マズルブラストの引退式は行わないそうです。
ただ、レース後確定放送のしばらくした後に大型ビジョンにマズルへのメッセージを出すそうです。
さらには最終レース終了後にパドックで、マズルと社台の馬主さんたちとの記念撮影が行われるそうで、その時にマズルに騎乗していた内田博幸騎手と戸崎圭太騎手も駆けつける予定だそう。パドックでの撮影会なので、ファンの皆さんも走った後のマズルにまた会えますねぇ。

この馬の立派な所は、南関東でこれだけコンスタントに走り続けて結果を残したこと。
大きな怪我もなく、3歳以降は毎年6戦以上走るというのは、なかなかできることではありません。
最後に、Twitterから10年の月日を感じさせてくれる1枚の画像を引用させていただきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました