ア~オ
アングロアラブ【あんぐろあらぶ】
サラブレッドとサラブレットより小柄なアラブ種の混血種
サラブレッドよりスピードはないが、丈夫であるため、戦後の地方競馬で需要があった
かつては、タマツバキ、セイユウ、シュンエイといった名馬が中央競馬でも活躍した
類義語:サラ系
岡部ライン【おかべらいん】
蛯名正義、柴田義臣、田中勝春、橋本広喜といった岡部幸雄を慕う関東の騎手たち
人脈を意味した彼ら一派を指すこともあれば、競輪のラインのように集団でペースを作ることを揶揄するような言い方をする人もいる
折り返しの新馬戦【おりかえしのしんばせん】
2002年までは、初出走した開催内であれば最多で4回新馬戦に出走(4連闘)することができたため、2戦目、3戦目の新馬戦を「折り返しの新馬戦」と呼んでいた
カ~コ
カンカン泣き【かんかんなき】
馬が重い斤量に苦しむこと。斤量に敏感で、それを苦にする馬を「○○はカンカン泣きする」というように使う。
https://www.jra.go.jp/kouza/yougo/w224.html
カンパイ【かんぱい】
発走委員が真正な発走でないと認めた場合に発走をやり直すこと。ゲートの前方200メートルの地点に白旗を持った係員がいて、発走委員の合図を受け白旗を振り騎手に発走のやり直しを知らせる。語源は英語のカムバック(戻れ)、といわれている。
https://www.jra.go.jp/kouza/yougo/w225.html
繋駕速歩競走【けいがそくほきょうそう】
右前肢が出ると同時に、左後肢が出る歩法で行なわれる競馬で、4本の肢のうちどれかが地面についてないと失格となる。この点においては騎乗速歩と同じだが、騎乗速歩は人が馬に乗るのに対し、繋駕速歩は馬に乗らず繋駕車(車輪のついた駕籠)に乗って行なわれる。古代ローマで戦争に使われていた戦車にスタイルは似ている。中央競馬では昭和43年に廃止された。かつての競馬倶楽部「鳴尾速歩競馬会」は、この繋駕速歩を専門に行なっていた。
https://jra.jp/kouza/yougo/w245.html
サ~ソ
最終の勝浦【さいしゅうのかつうら】
若かりし頃の勝浦正樹騎手は、最終レースで穴を開けることが多かったため、「最終の勝浦」の異名が与えられた
最優秀父内国産馬【さいゆうしゅうちちないこくさんば】
2007年までJRA賞に存在していた、該当年度中に活躍した父内国産馬に与えられた表彰部門
サンデーサイレンスの孫たちの活躍が目立ち始めた影響もあり、一定の役割を終えたため消えていった
サラ系【さらけい】(サラブレッド系種)
一見サラブレッドのようだが血統が不確かで、サラブレッドの条件である三大始祖に遡れない馬
類義語:アングロアラブ
残念ダービー【ざんねんだーびー】
ラジオNIKKEI賞の前身レースの俗称
現代では、ダービーに出走できなかった馬たちが集う白百合Sの方が、その名に合うレースになっているかも
ジャパンカップダート【じゃぱんかっぷだーと】
チャンピオンズCの前身レース
東京競馬場→阪神競馬場と施行競馬場が変わり、外国馬の参戦が無い年も発生したため、ついにはレース名すら変更になってしまった
全国発売【ぜんこくはつばい】
タ~ト
代用品【だいようひん】
単枠指定【たんわくしてい】
ダービーポジション【だーびーぽじしょん】
父内国産限定競走【ちちないこくさんげんていきょうそう】
テレビ馬【てれびうま】
天神乗り【てんじんのり】
テン良し、中良し、終い良し【てんよし、なかよし、しまいよし】
東上最終便【とうじょうさいしゅうびん】
友引除外【ともびきじょがい】
ナ~ノ
西の秘密兵器【にしのひみつへいき】
大レース以外で東西遠征が少なかった頃に、関西圏のステップレースで頭角を表してきて関東のレースに出走する馬を指して「西の秘密兵器」と呼ばれることがあった
個人的には、毎日杯や京都4歳特別を勝った馬に対して使われていた印象がある
同義語:東上最終便
ハ~ホ
薄暮競走【はくぼきょうそう】
発走除外【はっそうじょがい】
発走委員がゲート入り合図をしてから、つまり赤旗を振ってファンファーレが鳴ってからゲートが開くまでの間に出走が不可能になって競走に出走しない場合、発走除外とされていた
2000年から、発走除外も競走除外と区別せずに統一することになった
ホースニュース馬【ほーすにゅーすうま】
かつて存在していた競馬専門誌
大坪元雄、井崎脩五郎、阿部幸太郎、丹下日出夫といった競馬評論家たちの出身会社