ダービー馬ドゥラメンテが鼻に付けていた馬具をご存じですか?
鼻の前でクロスしている馬具。
シャドーロールとはちょっと違う形状をしています。
これはノーズバンドという馬具。
最近、レースでも使用している馬が増えてきました。
ノーズバンドとは?
ノーズバンドとは何か?
馬の用語辞典にはこのような意味が書かれています。
頭絡の鼻を締める部分で口を開き反抗しないようにするもの。
http://uma.equinst.go.jp/fmi/xsl/FM/k-umajiten/browserecord.xsl;jsessionid=747EAD9549377FCEDF5F521F2F97EEF1?-lay=Internet&-recid=1379&-find=-find
口を開けて走る癖のある馬に装着する馬具で、馬の口が開きすぎないようにするための矯正器具のようなものですね。
ノーズバンドの効果は?
これを付ける馬は気性に問題を抱えている馬が多いです。
口を縛ることにより、ハミがズレることを防げたり、舌をこすのも防げます。
ただし、折り合いがきちんとつかないと馬にも負担を強いるケースがあるようで、舌を出す癖がある馬については「舌縛り」をすることで対応し、調教やパドックのみノーズバンドを使うというケースもあるようです。
舌縛り
馬銜吊りなどを用いても馬銜を越して舌を出す(「舌を越す」という)癖を直すことができない馬に使用する。この方法は、レースの際に舌を引っ込めて(気管を防いで)しまう癖がある馬やDDSP(軟口蓋背方変位)という疾病を発症しやすい馬にも有効である。適度に幅の広い包帯が多く用いられている。舌を大きく動かすことができず、馬に苦痛を与えるようにも思えるが、実際はそれほど苦痛を与えるものではない。
舌縛り(競馬用語辞典) JRA
コメント