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M.デムーロ、C.ルメールが騎手試験に合格するに至るまでの道のり

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JRAから2015年度騎手免許試験合格者が発表されました。
合格者の中には、かねてより注目の集まっていたM.デムーロ騎手とC.ルメール騎手の名前もありました。

JRAは5日、2015年度の騎手免許第2次試験の合格者を発表した。ミルコ・デムーロ騎手(36)=イタリア、クリストフ・ルメール騎手(35)=フランス=の外国人騎手2人も見事に難関を突破、史上初となるJRA所属の外国人騎手が誕生した。
http://www.daily.co.jp/horse/2015/02/05/0007716084.shtml

 

試験合格者

  • 加藤祥太
  • 鮫島克駿(父は佐賀の鮫島克也、兄はJRAの鮫島良太)
  • 野中悠太郎
  • 三津谷隼人
  • M.デムーロ
  • C.ルメール

残念ながら競馬学校で他の合格者と同期の木幡巧也君(父・木幡初広、兄・木幡初也)の名前はありませんでした。
卒業式にも姿が無かったので、何らかの理由で留年or退学になったのだろうと思われます。

 

 

M.デムーロ 合格までの道のり

 

初来日まで

M.デムーロ騎手は、1994年に母国イタリア競馬で騎手デビュー。
デビューの年から頭角を現し、1997年から2000年までは4年連続でリーディングジョッキーに輝くなど活躍しました。

その後、1999年に短期免許を取得して初来日。
以降は毎年のように短期免許を取得して来日してきました。

近年は弟のC.デムーロ騎手も短期免許を取得して来日しています。

 

日本での実績

日本での実績は今更多くを語る必要はないと思いますが、強いてあげれば以下の3頭での騎乗が世間の印象に強く残っていると思います。

ネオユニヴァース

この馬で皐月賞と日本ダービーの2冠を達成。外国人騎手として初のダービージョッキーに輝きました。

レース後に「イタリアのダービー(デルビーイタリアーノ)を5回勝つよりも、日本のダービーを1度勝つ方が嬉しい」と涙ながらにコメントしていました。

短期免許の期間の都合で菊花賞に騎乗できないデムーロのために、特例ルール(いわゆるデムーロルール)が設けられるなどの出来事もありました。

ヴィクトワールピサ

有馬記念でブエナビスタに勝利。

その後、ドバイワールドCに挑み快勝。

2着のトランセンドと共に、東日本大震災で落ち込む日本に明るいニュースを届けてくれました。

エイシンフラッシュ

天覧競馬となった天皇賞(秋)で快勝。

レース後の陛下に対しての下馬しての敬礼は、多くの人の印象に残りました。

 

騎手試験

そんなデムーロ騎手がJRAの騎手免許を受ける大きな転機になったのは、母国イタリア競馬の危機。

賞金がまともに支払われていないという噂もあり、ダービーもGⅡ格付けになってしまうなど、存続の危機に立たされています。
その影響もあって去年は、D.バルジュー、M.エスポジートJ.ペロヴィッチといったイタリアリーディング上位の騎手が短期免許で来日しました。

そんな折に、JRAが騎手免許の試験制度を外国人も受験できるように変更したため、デムーロ騎手は受験を決意しました。

しかし、2013年に受けた試験は不合格。
当初は翌年の挑戦を名言していませんでしたが、再び挑戦し、今回の合格に至りました。

以前、新馬から騎乗してダービーを勝ちたいといった旨の発言をしていたので、新たな目標に意欲が湧いていると思います。

 

C.ルメール 合格までの道のり

 

初来日まで

C.ルメール騎手は、1996年にフランス競馬で騎手デビュー。
デビューの年から頭角を現し、毎年リーディングの上位に位置しています。

2010年~2012年は、アガ・カーン殿下と専属契約を交わすなど世界的にも高い評価を受けていました。

初来日は2002年。以後、ルメール騎手も毎年のように短期免許を取得し来日しています。

 

日本での実績

当然、日本での実績は今更多くを語る必要はないと思いますが、強いてあげれば以下の2頭での騎乗が世間の印象に強く残っていると思います。

ハーツクライ

有馬記念で、当時無敗の3冠を達成したディープインパクトに勝利。
この勝利がルメール騎手の日本での初重賞制覇でした。

その後、ドバイシーマクラシックを圧勝。キングジョージQEでも3着に好走しました。

ちなみにディープインパクトが生涯で先着されたのは、先述の有馬記念と凱旋門賞。
凱旋門賞では3位入線(後に失格)でしたが、2着の馬の鞍上がルメール騎手でした。

ウオッカ

ジャパンCでオウケンブルースリにハナ差の勝利。

このときの騎乗依頼は、武豊騎手が降ろされてC.ルメール騎手に乗り替わりという、これまでは考えられなかったスイッチでした。
ある意味、時代の変わり目の勝利だったのかもしれません。

 

騎手試験

C.ルメール騎手は、世界的にはM.デムーロ騎手より評価が高く、イタリア競馬のようなピンチの状況ではありません。

ですが、アガ・カーン殿下の契約を打ち切られたイメージからか、近年は有力馬の騎乗依頼が減ってきていて、欧州での評価も下がっているようです。

そのような経緯もあり、自分が溶け込んでいる日本競馬を基盤に、支援してくれる社台グループのバックアップを受けて、騎乗していこうと決意したのだろうと思います。

去年秋の落馬事故後は、帰国せずに日本の病院に入院し、NHK朝の連ドラ「マッサン」を見ながら日本語の勉強をしていたと語っていました。

今後の目標は日本ダービー制覇と、日本の馬で凱旋門賞を勝つこと。と発言していました。

 

M.デムーロとC.ルメールに対する期待と今後

外国人騎手2名の合格で、JRAの日本人騎手たちが苦戦していくことは間違いないです。

現在は地方のトップジョッキーも多く移籍してきたため、以前よりも競馬学校出身者には厳しい環境だと思います。

そんな状況だからこそ、ファンとしてはレベルの高いレースをますます期待します。

ところで2人はホントに通年日本で騎乗するのですかね?

ミルコはなんとなく騎乗しそうな気がするけど、ルメールはどうなのか?
夏のシーズンは吉田照哉氏のバックアップを受けて、欧州で騎乗してそうな気もするけど・・・。

何にせよ、3月1日にJRAジョッキーとしてデビューする2人の『新人騎手』に注目です。

 





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