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ウォーエンブレムの種牡馬生活とはなんだったのか・・・

米国に帰ったウォーエンブレムが去勢手術をされたそうです。
エピソードに事欠かないウォーエンブレムの種牡馬生活を振り返ってみようと思います。

鳴り物入りで社台グループが輸入

2002年に亡くなった、大種牡馬サンデーサイレンスに替わる看板として、鳴り物入りで輸入された、米2冠馬ウォーエンブレム。
その価格は、当時のレートで約21億円という高額でした。
サンデー系の牝馬に付けられることもあって、かなりの期待を集めていました。

牝馬に興味を示さない

ところが、いざ種牡馬生活を始めてみると、種付けの際に、ほとんど牝馬に興味を示さないことが判明。
試行錯誤の末に、栗毛の牝馬に興味を示すことが分かったものの初年度はわずか7頭の種付け。
翌年は、”当て馬”ならぬ”当て牝馬”をして50頭の種付けに成功したものの、そのすり替えに馬が気付き、今度は人間不信に。
翌年以降は、また一桁台の種付け数になってしまいました。
その後、2008年、2009年は種付け数が2桁台に上昇したものの、2010年以降は1桁台に低下。
2015年に種牡馬を引退し、米国に帰国をしました。
ウォーエンブレムの種牡馬生活とはなんだったのか。
人間のエゴと、それに抗う好色家の物語だった気もします。

産駒の活躍

少ない頭数の中から、8頭の重賞勝ち馬を輩出。
そのうち、2頭はG1も制しました(ブラックエンブレム、ローブティサージュ)
もっと順調に産駒を残すことができれば、リーディングトップ10にはランクインしていたのではないかと思います。

ウォーエンブレムの残された血

ウォーエンブレムの産駒では、現時点ではシビルウォーが種牡馬入りしています。
種牡馬入りの段階で、9歳と高齢ではありましたが、今年も62頭の牝馬に種付けをしました。
現在は、ブリーダーズスタリオンステーションに繋養されています。

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