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情を捨ててG1を獲りに行った藤岡健一調教師

サクラバクシンオー産駒のビッグアーサーが、高松宮記念を従来のレコードタイムを大幅に塗り替える時計で勝利。
重賞初制覇をG1の舞台で飾りました。

2016-高松宮記念27日の中京11Rで行われた第46回高松宮記念(4歳上オープン、GI、芝1200メートル、18頭立て、1着賞金=9800万円、グローバルスプリントチャレンジ第3戦)は、福永祐一騎手騎乗のビッグアーサー(牡5歳、栗東・藤岡健一厩舎)が好位追走から抜け出してV。重賞初VがGIのビッグタイトルとなった。勝ち時計は1分6秒7(良)のレコードタイム。
 これまでのうっぷんを晴らすように、堂々たる勝ちっぷりを見せた。無冠のスプリンター・ビッグアーサーがこの大一番で快勝。人気を分け合ったミッキーアイルを力強く差し切って、春のスプリント王に輝いた。
 レースは予想通りの激しい先行争い。好スタートを切ったミッキーアイルを、外からローレルベローチェがかわし、さらにハクサンムーンもこの争いに加わる。ミッキーアイルは3番手に控え、ビッグアーサーがその直後に続いた。よどみないペースが刻まれ、直線へ。先に抜け出すミッキーアイルを目標にビッグアーサーが襲いかかる。3番手以下は離れて2頭の争いとなったが、ゴール前はビッグアーサーが堂々と抜け出してレコードV。3/4馬身差の2着がミッキーアイルで、1馬身3/4差の3着には3番人気のアルビアーノが入っている。福永祐一騎手はケガから復帰後初のGI制覇。管理する藤岡健一調教師にとっては開業以来初のGI制覇となった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160327-00000551-sanspo-horse

福永騎手は怪我から復帰後なかなか結果を残せませんでしたが、徐々に復調し2週連続重賞制覇。
お手馬であるリアルスティールが、R.ムーア騎手に乗り替わりドバイターフを制覇。
巡り巡って、その悔しさを晴らす結果になりました。

ビッグアーサーを管理する藤岡健一調教師は、これがうれしいG1初制覇。
これまで、サウンズオブアースやアズマサンダースで、G1まであと一歩というところまで迫っていましたが、ようやく勝利までたどり着きました。
ビッグアーサーは、デビューから息子である藤岡康太騎手が主戦を務めてきました。
しかし、2走前の阪神Cの騎乗を見て、鞍上交代を決断しました。
仕掛けのタイミングが遅いことに対して苦言を呈していました。
前走騎乗したM.デムーロ騎手がドバイで騎乗するため、藤岡騎手に戻すかとも思われましたが、勝利に近づくためにも実績のある福永騎手を起用。
情けを捨てて、勝利を目指した結果が実を結びました。

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