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日本の競馬はノーザンファームを中心に回っている

桜花賞馬ジュエラー、G1 2勝のメジャーエンブレムが不在となったオークスは、桜花賞2着馬シンハライトが快勝。
押し出された主役感はありましたが、期待に応えるレースを見せました。

2016-オークス1番人気のシンハライトが樫の女王に輝いた。道中は後方に構えて脚をため、直線でスパート。力強く馬群を割って先団をとらえ、約2センチで敗れた桜花賞の雪辱を果たした。勝ちタイムは2分25秒0。
 池添謙一騎手は「桜花賞で悔しい2着だったので、その悔しさを晴らすのはオークスの舞台しかない。そういう強い気持ちで臨みました」と会心のVに満足そう。「スタートして1歩目が遅くて、イメージより後ろになったが、その後は挽回してくれました。最後は真ん中を突っ込んで行こうと。外に出す時に邪魔をしてしまったが、抜けてからはグーッと伸びてくれましたね」と振り返った。
http://www.daily.co.jp/newsflash/horse/2016/05/22/0009109874.shtml

1〜4着を、ノーザンファームの生産馬が独占。
出走馬の内、8頭がノーザンファームの生産馬でした。
これまでも多くの活躍馬を送り出してきましたため、今更言うまでもないですが、近年は外厩施設の影響も多く聞くようになった気がします。

ノーザンファーム天栄

関東(福島県岩瀬郡天栄村)に構える、ノーザンファーム天栄。
天栄は、もともとはシルクのお抱え施設「天栄ホースパーク」でした。
早田牧場の倒産により、危機に陥ったシルクがノーザンの傘下に収まった2011年頃に、東日本大震災が発生。
これまで関東の育成拠点としていた、山元トレセンを閉鎖して、天栄に移りました。
2011年9月に、ノーザンファームが正式に買収をして、今日に至っています。
場長である木實谷(読み方は「きみや」)さんは、最近よくテレビに出演されているので、馴染みのある人も多いと思います。

ノーザンファームしがらき

関西(滋賀県甲賀市信楽町神山)に構える、ノーザンファームしがらき。
2010年に開場されて以降、関西馬だけでなく関東馬も含め、ノーザン系の馬たちの外厩施設として利用されています。
個人的な印象ですが、天栄よりもしがらきの方が評判が良いイメージです。
ちなみに、天栄・しがらき、ともにノーザン系のクラブ会員であれば、施設見学が可能とのことです(※要予約)
レースを終えると、これらの施設に行き、レース直前にトレセンに入厩する競走馬たち。
こういう馬たちが、実際に多く活躍しています。
「競走馬を育てる」という意味では、調教師たちの役割はかなり小さくなっている気がします。
そういう意味でも、日本の競馬はノーザンファームを中心に回っているのでしょう。

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