様々な人の想いを乗せた日本ダービーは、皐月賞2着に敗れたマカヒキが雪辱の勝利。
鞍上の川田将雅騎手、友道調教師ともに初めてのダービー制覇となりました。
ゴール前の激しい叩き合いに13万9000観衆が酔いしれた。競馬の祭典「第83回ダービー」が29日に東京競馬場で行われ、3番人気のマカヒキがサトノダイヤモンドとの約8センチの鼻差接戦を制して、13年生まれの6913頭のサラブレッドの頂点に立った。父ディープインパクト×母ウィキウィキは共に金子真人オーナーの所有馬で“金子ブランド”の結晶。同オーナーは3度目のダービー制覇となった。手綱を取った川田将雅はこの勝利で、JRA史上8人目となる「5大クラシック完全制覇」の偉業を達成した。
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2016/05/30/kiji/K20160530012683630.html
届かないダービーの悲願
サトノダイヤモンドはハナ差の2着。
里見オーナーは去年に続きダービー2着と、G1制覇にまたしても手が届きませんでした。
そして、悲願のダービー制覇がかかっていた1番人気のディーマジェスティの蛯名正義騎手。
こちらは、追い上げるも3着という結果でした。
これらの方々がダービー制覇に手が届かないのに対して、マカヒキの金子真人オーナーは、なんとダービー3勝目。(キングカメハメハ、ディープインパクト)
なんとも皮肉なものです。
ウイニングポストの世界を実現する金子真人
金子真人オーナーにとって、これまでのダービー制覇とちょっと違う点は、父・母ともに自身が所有していた馬であるということ。
母のウィキウィキは、自身は1勝しかできませんでしたが、母としてこれまでにウリウリを輩出しています。
さらには、今回のダービーの1〜5着の父馬は、すべて自分が所有していた馬たち。
ウイニングポストやダビスタのようなゲームの世界をリアルで実現しているような感じですね。
やっぱり日本の競馬はノーザンファームを中心に回っている
そして、今回の勝利がダービー通算7勝目となった、生産牧場のノーザンファーム。
生産牧場としては単独トップの記録です。
今回は10頭を送り出し、3着のディーマジェスティ以外はノーザンファーム生産馬が掲示板を独占。
やっぱり日本の競馬はノーザンファームを中心に回っていますね。
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