日本の最強マイラー モーリスが香港のチャンピオンズマイルを完勝。
これで、去年から7連勝。G1も4連勝となりました。
JRA年度代表馬モーリス(モレイラ)が、4番手追走から直線で余裕の抜け出し。7連勝で昨年の香港マイルに続き、海外G1レース2勝目、G1レース4勝目を挙げた。2着はコンテントメント(プレブル)、3着はパッキングピンズ(モッセ)が入った。
モレイラ騎手「素晴らしい馬。非常にいい位置が取れたし、後はどこで追い出すかだけが私の仕事だった。印象的な勝ち方で、今まで私が乗った馬の中でも最高の感触を持つ馬だ」
今回モーリスに騎乗したのは、香港のトップジョッキーJ.モレイラ騎手でした。
モレイラ騎手が「今まで私が乗った馬の中でも最高の感触を持つ馬」というくらいなので、やはりこの馬のポテンシャルは歴代の日本馬の中でもトップクラスでしょう。
これまでの歴代の日本の名マイラーである、ニホンピロウイナーやタイキシャトルといった馬たちを超えたかもしれません。
しかし、血統だけ見ると、この馬がマイラーというのが不思議なくらいです。
父・スクリーンヒーロー、母父・カーネギー、母母父・モガミ。
これだけ見たら、天皇賞(春)の方が向いているような気がしてきます。
さらには牝系についても、祖母のメジロモントレーをはじめとして、中長距離で実績を残してきた馬たちばかりです。
血統って不思議なものですね。なぜマイルで活躍できるのか謎です。
もしかしたら、距離を延ばしたらもっと強いのかも。
それだけに、モーリスの次走はマイルの安田記念ではなく、宝塚記念の方に挑戦してほしいものです。
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