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名門・藤沢和雄厩舎の復活

今週も藤沢和雄厩舎の馬の勝利でした。
2週連続フランケル産駒に注目が集まった朝日杯FSは、先週のソウルスターリングに続き、藤沢和雄厩舎のサトノアレスが3連勝でG1勝利となりました。
調教師として、同一年の阪神JFと朝日杯FSを制したのは史上初。
さらには今後G1昇格が予定されているホープフルSにも最有力馬となるレイデオロを送り込みます。
かつては2歳戦に目もくれなかった調教師だったとは思えない変化です。

藤沢調教師は、20年以上関東のトップ調教しとして君臨しています。
40歳の1991年に36勝を挙げて全国リーディングトレーナーの6位にランクイン(関東1位)。
以後、2015年までずっと関東リーディングト1位、全国リーディング10位以内を維持してきました。
しかし、昨年は関東5位タイ、全国19位タイと成績を落としました。
(それでも優秀な成績ですが)
定年も近づいて来て、そろそろ衰退か?という声も聞こえてきた中でのこの活躍。
今年は現時点で、関東1位、全国2位にもランクインしています。
時代が変われば、人が変わる、血統も変わる、調教設備が変わる。
あらゆる変化に対応してきたのが、この調教師の強みなのかもしれません。

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