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サマーウインドが1540日ぶりの勝利

2010年のJBCスプリントの勝ち馬で、現在高知競馬に所属している10歳馬サマーウインドが、JBCスプリント以来、実に1540日(4年2ヶ月)ぶりに勝利を飾りました。

サマーウインド
2010年のJBCスプリント(JpnⅠ)、東京盃(JpnⅡ)、クラスターC(JpnⅢ)を制したサマーウインド(雑賀秀・牡10)が本日第14回第6日第3競走(C3-13)で高知初戦を迎え、JBCスプリント以来、1540日ぶりの勝利を挙げました。
単勝1.3倍の1番人気に支持されたサマーウインドは中団待機から3コーナー過ぎで岡村卓弥騎手のゴーサインに応え、内々を進出、最後は持ったままでゴール板前を駆け抜けました。
サマーウインドは父タイキシャトル(1998年ジャック・ル・マロワ賞などGⅠ5勝)、母シンウインド(1988年スワンS(GⅡ),1990年京王杯SC(GⅡ)など)という良血で、自身も2010年のJBCスプリント(JpnⅠ)を制しています。

サマーウインドについて

サマーウインドは中央時代に、栗東・庄野厩舎に所属。
ダートの短距離を中心に、抜群の安定感の走りで交流重賞を3勝しました。
特に、2010年のJBCスプリントでは、単勝オッズ1.2倍の圧倒的人気で、2着のナイキマドリードに4馬身差をつける圧勝劇。
ダート短距離界を担っていく存在になるはずでした。
しかし、その後は芝の高松宮記念での凡走は別にして、故障の影響か、全く良いところが無く、掲示板すら厳しいレースが続いていました。
ホッカイドウ競馬に移籍しても復調せず、高知競馬へ移籍。
今回は獲得賞金ゼロの扱いとなったため、最下級のC3級でのレースとなりました。
さすがに衰えたとはいえ、相手に恵まれすぎましたが、4歳馬たち相手に良く頑張りました。
 

 

久しぶりの勝利についての記録

先日、小野寺祐太騎手が3年2ヶ月ぶりの勝利を挙げましたが、馬の方ではどうか?
ちょっと調べた限りでは、去年引退したドンクールが2585日(7年1ヶ月)ぶりの勝利という記録を持っています。
ドンクールもサマーウインドも交流重賞を制して以来の勝利という共通点があります。
どちらも、怪我を乗り越えて、高齢になっても舞台を変えて走り続ける。
関係者の努力合っての賜物だと思います。
 

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