斑模様の白毛馬として話題のブチコが、京都1Rで8馬身差の圧勝劇で初勝利を挙げました。
10日の京都1R(未勝利、ダート1800メートル)で8馬身差の圧勝を決めた。4戦目で初のダート戦。好位から4コーナーで楽々と先頭に並びかけると、あとは突き放す一方だった。勝ち時計は1分53秒3(やや重)。岩田騎手は「ダートの走りがすごく軽かった。直線もグングン伸びてくれた」と評価した。
白毛に茶色の斑点模様がある斑毛(ぶちげ)で、デビュー前から注目を集めていた。母シラユキヒメの白毛一族で、半姉にはダートで重賞3勝のユキチャンがいる。次戦もダートとなる見通しだ。
http://www.nikkansports.com/race/news/f-rc-tp0-20150110-1419765.html
ダート替わりで結果を残す
新馬戦から注目されていたブチコ。
新馬戦5着のあとは、2着→4着とあと一歩足りないレースが続いていました。
今回は初のダート戦。芝からのダート替わりで見事に結果を残しました。
兄や姉たちがダートの方に実績があるので、やはり血統的にダートが合うのだと思います。
次もダート戦のようなので、そこでどんなレースをするか注目です。
繁殖としても優秀なシラユキヒメ
ブチコの母であるシラユキヒメは、突然変異で白毛に生まれたサンデーサイレンス産駒。
自身は勝ち上がることは出来ませんでしたが、繁殖入り後はユキチャンをはじめとして、白毛馬産駒たちが勝ち上がりました。
シラユキヒメ産駒たち
馬名 | 毛色 | 父 | 戦績 |
---|---|---|---|
シロクン | 白毛 | ブラックホーク | 5戦0勝 |
ホワイトベッセル | クロフネ | 17戦3勝 | |
ユキチャン | 17戦5勝(交流重賞3勝) | ||
ママズディッシュ | 芦毛 | 10戦0勝 | |
シラユキヒメの2008(シロベエ) | 白毛 | 未出走 | |
マシュマロ | 12戦2勝 | ||
ブラマンジェ | 3戦0勝 | ||
マーブルケーキ | 白毛(栗毛斑) | キングカメハメハ | 6戦1勝(現役) |
ブチコ | 白毛(鹿毛斑) | 4戦1勝(現役) |
ママズディッシュを除く8頭が白毛馬。
5頭が勝ち上がっています。
産駒はすべて母シラユキヒメの馬主でもある金子真人オーナー(金子真人HD)。
父たちも、金子オーナーの持ち馬だったことも特徴です。
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