札幌に世界の名手が集う「ワールドオールスタージョッキーズ」
JRAが、去年まで行われていたワールドスーパージョッキーズシリーズを改め「ワールドオールスタージョッキーズ」として夏の札幌で実施することを発表しました。
かねてより2015年からは札幌で実施することが発表されていましたが、出場騎手の選出方法など未定だった事項も合わせて発表されました。
http://www.jra.go.jp/news/201504/041204.html
施行条件
レースの施行条件は以下の通りです。
開催日
8月29日(土)・30日(日)〔第2回札幌競馬第3・4日〕
レース情報
レース名 | レース番号 | 条件・距離 |
2015ワールドオールスタージョッキーズ第1戦 | 第2回札幌競馬第3日 第9レース |
3歳以上500万円以下 2,600m(芝) |
2015ワールドオールスタージョッキーズ第2戦 | 第2回札幌競馬第3日 第11レース |
3歳以上1,600万円以下 2,000m(芝) |
2015ワールドオールスタージョッキーズ第3戦 | 第2回札幌競馬第4日 第10レース |
3歳以上1,000万円以下 1,200m(芝) |
2015ワールドオールスタージョッキーズ第4戦 | 第2回札幌競馬第4日 第12レース |
3歳以上1,000万円以下 1,800m(芝) |
選出方法
出場騎手の選出方法が大きく変更になります。
外国人騎手
8名→5名
これまでは、アメリカ・ヨーロッパ・オセアニア・アジア地区から各地区1名以上、計8名を出場していました。
今年からは、アメリカ・ヨーロッパ・オセアニア・アジア地区から計5名が出場します。
選出される騎手は、これまで同様に各国の優秀な騎手が選ばれると思われますが、ヨーロッパはこれまでと違いシーズン真っ只中なのでそのあたりが懸念です。
地方所属騎手
1名→2名
地方競馬全国協会から推薦を受けた騎手(スーパージョッキーズトライアル優勝騎手)の1名が出場していました。
今年からは、2名(うち1名は北海道所属の騎手)が出場します。
2名の騎手は、ホッカイドウ競馬所属の1名+スーパージョッキーズトライアル優勝騎手(ホッカイドウ競馬所属の騎手は出場不可)になります。
ホッカイドウ競馬所属の騎手は優遇されますが、札幌で開催されることを考えると良い案だと思います。
スーパージョッキーズトライアル
スーパージョッキーズトライアルの施行内容も発表されました。
http://www.keiba.go.jp/topics/2015/0412.html
ワイルドカード 2015年5月26日(火) 金沢競馬場
第1戦 ブロンズサドル賞
第2戦 ブロンズホイップ賞
- 岩手、金沢、笠松、愛知、兵庫、高知、佐賀所属騎手(各1名・計7名)
- 南関東地区所属騎手(1名)
- 招待競走地方競馬代表騎手選定委員会が選定した騎手(3名)
2014年4月1日から2015年3月31日までの所属場での勝利数順位が2位の騎手
2014年4月1日から2015年3月31日までの南関東地区での勝利数順位が5位の騎手
本戦第1ステージ 2015年7月7日(火) 大井競馬場
第1戦 シルバーサドル賞
第2戦 シルバーブライドル賞
- 岩手、金沢、笠松、愛知、兵庫、高知、佐賀所属騎手(各1名・計7名)
- 南関東地区所属騎手(4名)
- SJTワイルドカード第1位から第3位の騎手(計3名)
2014年4月1日から2015年3月31日までの所属場での勝利数順位が1位の騎手
2014年4月1日から2015年3月31日までの南関東地区での勝利数順位が1位~4位の騎手
本戦第2ステージ 2015年7月23日(木) 園田競馬場
第3戦 シルバーブーツ賞
第4戦 シルバーホイップ賞
- 第1ステージのポイントが1位~12位の騎手
JRA所属騎手
6名→7名
これまでは、勝利数上位の騎手+サマージョッキーシリーズ優勝騎手+特別選出でした。
今年からは、以下の順序で決定します。
- 日本ダービー優勝騎手
- 前年のJRA賞騎手部門「MVJ」受賞者(今年の場合は戸崎圭太騎手)
- 勝利数東西各上位1名(1/1~7/26まで)
- 顕著な活躍を認められた騎手
- 勝利数上位の騎手(1/1~7/26まで)
JRAの枠が今年から2名増えたのは、M.デムーロ騎手、C.ルメール騎手が出場枠に入ることを想定しているからだと思われます。
現時点で戸崎圭太騎手は決定。
選出数は東西同数となるため、残りは美浦2名、栗東3名が選出されることになります。
ちなみに、もし戸崎騎手やJRA以外の騎手が日本ダービーを制した場合は、この条件はスキップされます。
その他
チーム対抗戦
今年から、個人戦に加えて「外国騎手・地方競馬代表騎手チーム」と「JRA代表騎手チーム」によるチーム対抗戦が行われるようです。
これはイギリスで行われているシャーガーカップを真似たものですね。
賞金
上位者の賞金等は、これまでと変わりません。
- 第1位 3,000,000円 および トロフィー
- 第2位 2,000,000円
- 第3位 1,000,000円
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