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ホッコータルマエがG1通算9勝目となったけど・・・

ドバイ遠征明けのダート王者ホッコータルマエが、貫録の走りで帝王賞を快勝。
ヴァーミリアンと並び、歴代最多タイとなるGⅠ9勝目を挙げました。

2015-帝王賞
春のダート王を決める一戦は、3月のドバイ・ワールドC5着以来となった、1番人気のホッコータルマエ(幸)が直線で抜け出し2分2秒7のタイムで快勝。13年に続くこのレース2勝目を飾り、通算9勝目のGIタイトルを手にした。
 3/4馬身差の2着は、4番人気のクリソライト(武豊)、3着は5番人気のハッピースプリント(宮崎光)だった。2番人気のクリノスターオーは6着、3番人気のワンダーアキュートは8着に終わった。
 幸英明騎手(ホッコータルマエ=1着)「今年はドバイから帰国後も順調でしたし、ゲートを出て行ければ行こうかと思いましたが、ほかに行く馬がいたので控えました。早めに前をつかまえに行くのは僕の悪い癖ですが、余力十分でしたし、まだまだ負けるわけにはいかないと思っていました。強いタルマエを見せることができました」

貫録の勝利

去年のドバイ遠征明けのレースとなったJBCクラシックは4着に敗れたホッコータルマエ。
しかし、疝痛で苦しんだ去年とは違い、今回は順調に調整できたので万全のデキでこのレースに臨めました。
今回のレースは、コパノリッキーやインカンテーションが不在とあって、死角があるとしたら遠征明けの状態くらいでした。
そこが上手く行ったのであれば、貫録の勝利も納得です。
クリソライトやハッピースプリント、ユーロビートあたりも頑張りましたが、タルマエ相手では1枚落ちますね。
クリソライトは前半クリノスターオーとやり合った割にはよく頑張った印象。
ハッピースプリントは中央馬相手でも堅実に走りますが、あと1歩足りませんね。
おそらく次走は南関勢とのレースになると思いますが、断然人気になった際に馬券を買う側は、去年の勝島王冠のようなこともあり得ることは頭に入れておかないといけないと思います。
秋も宮崎光行騎手で行くのか、吉原寛人騎手に戻すのか・・・。

G1通算9勝目

冒頭にも書きましたが、これでヴァーミリアンと並んで、最多タイのG19勝目となったホッコータルマエ。
現役最強ダート馬であることに異論なし、素晴らしい馬であることにも異論なし。
ですが、どうにも・・・うーん。
この馬が最多G1勝利馬かぁ・・・という気がしてしまいます。
馬名の影響か、厩舎や騎手が超一流でないからなのか、ダート路線だからなのか、勝ちっぷりや成績に派手さがないからなのか。
おそらく似たような感覚を抱いている人は多いと思います。
ヴァーミリアンのときも同じこと思ったのですが、シンボリルドルフが神格化され過ぎているからかもしれません。
未だに衰え知らずの充実期であることを考慮すると、早ければこの秋に単独トップに立つ日を迎えるでしょう。
できればその時には、コパノリッキーや3歳馬たちを相手に、圧巻のレースっぷりで、私のようなケチをつける人を黙らせてほしいです。

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