シリウスSを3番人気のアウォーディーが快勝。
鞍上の武豊騎手は前人未到の300勝を達成しました。
第19回シリウスステークス(G3、ダート2000メートル・晴・稍重)は3日、阪神競馬場11Rで行われ、武豊騎手騎乗の単勝3番人気・アウォーディー(牡5=松永幹、父ジャングルポケット、母ヘヴンリーロマンス)が直線鮮やかに差し切って重賞初制覇。勝ち時計は2分4秒6。武は前人未到のJRA重賞300勝(G1=69勝)を達成した。
ゲート入りに手間取ったナムラビクターがスタートで出遅れ。前半はトウケイヘイローが逃げ、ニホンピロアワーズ、キクノソルが追う展開。ダノンリバティとアウォーディーは中団で追走した。
4コーナーを回ったところでダノンリバティがトウケイヘイローをかわして2番手に上がったが、外からアウォーディーが一気に2頭をかわし、最後は3馬身差つけてゴールした。
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2015/10/03/kiji/K20151003011252950.html
アウォーディーは前走からダートに替わり2戦2勝。
妹のアムールブリエがエンプレス杯を制しているように、ダートが合うのかもしれませんね。
本馬は天皇賞馬ヘヴンリーロマンスがアメリカで生んだ産駒。
ジャングルポケットの仔を受胎した状態で出国したため、父は「jungle pocket」と表記されています。
武豊騎手のダート路線のお手馬には、秋に復帰するG1馬コパノリッキーや、春にコンビを組んだクリソライトらがいるため、この馬の手綱は別の騎手が取ると思われます。
さて、重賞通算300勝を達成した武豊騎手。
この記録はもちろん断トツで歴代1位の記録です。
2位の岡部幸雄元騎手が165勝、3位の横山典弘騎手が157勝ということから、圧倒的だということが良く分かると思います。
デビューから続いている連続重賞勝利記録も29年連続継続中です。
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