今年は外国馬の参戦もなく、3枠の6歳馬、レッドキングダムとアポロマーベリックの2強対決に注目の集まった中山GJ。
5頭が落馬するなど過酷になったレースは、7枠の5歳馬、アップトゥデイト、ソンブレロの1、2着に終わりました。
第17回中山グランドジャンプ(G1、障害4250メートル・晴良15頭)は18日、中山競馬場11Rで行われ、林騎手騎乗の4番人気、アップトゥデイト(牡5=佐々木厩舎、父クロフネ、母リニアミューズ)が、直線で後続を大きく突き放して優勝した。勝ち時計は4分46秒6。
過酷な障害競走
今年の中山GJは15頭と頭数が揃ったレースになりました。
出走馬の中には、オープン競走で掲示板に載ったことのない馬もいるなど、レベル差がかなりありました。
単勝オッズも、100倍を超える馬が7頭もいることが証明していると思います。
実力馬であるアポロマーベリックが飛ばす展開も手伝って、馬群も縦長の過酷なレースになりました。
全馬完走とはいきませんでしたが、見ごたえのあるレースだったと思います。
踏み切ってジャンプー!山本直也アナウンサー
ラジオNIKKEIの実況を務めたのは「踏み切ってジャンプー!」でお馴染の山本直也アナウンサー。
ここ数年のJ・GⅠは山本アナが担当しています。
この日は中山競馬場で「踏み切ってジャンプー! Tシャツ」が大好評の売れ行きだったそうです。
48歳、林満明
今回の勝利は大ベテランの林満明騎手にとっては、うれしいJ・GⅠ初制覇となりました。
林満明騎手について
林騎手は1986年デビューの30年目。
同期には横山典弘騎手、熊沢重文騎手、松永幹夫調教師らがいます。
デビューから積極的に障害競走に騎乗。
1997年にはアワパラゴンとのコンビでの活躍もあり、年間18勝を挙げ障害リーディングにも輝いています。
若いころは平地でも騎乗していましたが、徐々に障害を中心に騎乗していくようになりました。
2011年からは平地免許を返還し、障害1本で活躍しております。
コメント
[…] すべて1800m以下の距離です。 (中山GJを制したアップトゥデイトを除く) […]