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連覇を達成することの難しさ

フェブラリーSは、去年の覇者コパノリッキーが連覇を達成しました。
去年は、単勝シンガリ人気の272倍。今年は1番人気で2.1倍。
GⅠでこのようなケースでの勝利は初めてだと思います。

2015-フェブラリーS22日の東京11Rで行われた第32回フェブラリーステークス(4歳上オープン、GI、ダート1600メートル、16頭立て、1着賞金=9400万円)は、武豊騎手騎乗の1番人気コパノリッキー(牡5歳、栗東・村山明厩舎)が2番手追走から抜け出して連覇を達成した。タイムは1分36秒3(良)。

ダート界、世代交代か?

武豊とコパノリッキー

コパノリッキー自身が先行馬の割には、チャンピオンズCのようにゲートの出がイマイチな馬
先手を取ると予想されたコーリンベリーが出遅れて、展開がどうなるかと思われましたが、スムーズに2番手に追いつけた分だけレースはし易かった印象です。
前走の東海Sからコンビを組んだ武豊騎手とも手が合うのであろうと思います。
川崎記念を制したホッコータルマエと共に、ダート路線は2強ですね。

コパノリッキーの今後

この後は、かしわ記念連覇を目標に調整を進めるようです。
(ドバイには行かないのですね。)
チャンピオンズCでのリベンジが大目標とのことです。
ホッコータルマエはドバイワールドカップに向かうので、再戦は早くて帝王賞。おそらく秋以降になるかと思います。

5歳馬がワンツースリー

大野拓弥騎手から内田博幸騎手に乗り替わったインカンテーションが2着。
こちらも乗り替わりが功を奏した結果になりました。
3着のベストウォーリアも含め、5歳馬が上位を独占。
ダート界は高齢馬が長く活躍しがちですが、世代交代の感がありますね。
7歳のグレープブランデー、ローマンレジェンドが4、5着に頑張りましたが、長く中心を走ってきたワンダーアキュートやシルクフォーチュンあたりは、そろそろお役御免なのだろうと思います。

フェブラリーS連覇を目指した馬たち

コパノリッキーはフェブラリーS史上初の連覇となりました。
GⅠ昇格した1997年以降、フェブラリーS連覇に挑んだ馬は以下の通りです。

メイセイオペラ1999年1着(2人気)2000年4着(3人気)
ウイングアロー2000年1着(4人気)2001年2着(2人気)
ノボトゥルー2001年1着(5人気)2002年3着(2人気)
アドマイヤドン2004年1着(1人気)2005年5着(2人気)
メイショウボーラー2005年1着(1人気)2006年15着(9人気)
ヴァーミリアン2008年1着(1人気)2009年6着(2人気)
サクセスブロッケン2009年1着(6人気)2010年3着(2人気)
トランセンド2011年1着(1人気)2012年7着(1人気)
テスタマッタ2012年1着(7人気)2013年7着(4人気)

これまでの馬たちを見ても、連覇を達成することは難しいということが良く分かります。

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