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Heavenly Romance(ヘヴンリーロマンス)の産駒

伝統の牝馬限定戦GⅡ 第61回エンプレス杯は、2番人気のアムールブリエが2着に3馬身差をつける快勝で重賞初制覇を飾りました。

2015-エンプレス杯
4日、川崎競馬場で第61回エンプレス杯(GII・4歳上・牝・ダ2100m・1着賞金3500万円)が行われ、4番手でレースを進め、3~4コーナーで2番手に上がった浜中俊騎手騎乗の2番人気アムールブリエ(牝4、栗東・松永幹夫厩舎)が、直線で逃げた1番人気ワイルドフラッパー(牝6、栗東・松田国英厩舎)を交わして抜け出し、これに3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分17秒1(不良)。
 さらに4馬身差の3着に4番人気ケイティバローズ(牝5、栗東・角田晃一厩舎)が入った。なお、3番人気アクティビューティ(牝8、栗東・柴田光陽厩舎)はケイティバローズから3馬身差の4着に終わった。
 勝ったアムールブリエは、父Smart Strike、母ヘヴンリーロマンス、その父サンデーサイレンスという血統。2013年9月のデビューから13戦目で初めての重賞制覇を果たした。

牝馬路線の新たな注目馬

アムールブリエはこれで3連勝。
層の厚い準オープンを牡馬相手に勝ち上がってきた4歳馬。
サンビスタが現状抜けているダート牝馬路線に、新たな注目馬誕生といった感じです。
2着は圧倒的1番人気のワイルドフラッパー
当初はC.ルメール騎手が手綱を取る予定でしたが、Twitter問題で騎乗停止に。
代打の森泰斗騎手は千載一遇のチャンスではありましたが完敗でした。
この馬は去年の秋までは現役牝馬No.1でしたが、JBCレディスクラシックの完敗からサンビスタと評価が入れ替わった印象です。
社台の6歳牝馬なので、おそらくこのレースで引退し繁殖入りするのだろうと思います。
そういう意味では世代交代といった感じで丁度良かったかもしれません。
(近年のダート牝馬路線で女王のまま引退したのはミラクルレジェンドくらい。)
 

 

母 Heavenly Romance

アムールブリエの母は『Heavenly Romance』。
2005年の天皇賞(秋)を制した、あのヘヴンリーロマンスです。

ヘヴンリーロマンスの繁殖生活

アムールブリエの血統表を見ると英語表記になっています。
理由はノースヒルズが米国に構える「North Hills Co. Limited」にて本馬を出産したからです。
2010年から米国で繁殖生活を送っているヘヴンリーロマンスは、2011年にSmartStrike産駒のアムールブリエを出産。
その2年後には、全米リーディングサイヤーのTapit産駒を出産しています。

ヘヴンリーロマンスの2013

Tapit産駒であるヘヴンリーロマンスの2013は、既に日本に持ち込まれていて、大山ヒルズで調教を付けられているようです。
順調に行けば、姉と同様に松永幹夫厩舎に入厩してデビューすると思われます。

コメント

  1. […] アウォーディーは前走からダートに替わり2戦2勝。 妹のアムールブリエがエンプレス杯を制しているように、ダートが合うのかもしれませんね。 […]

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