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デビュー10年目 大野拓弥騎手がGⅠ初制覇

12年ぶりに新潟で行われたGⅠスプリンターズSは、人気薄のスノードラゴンが、デビュー10年目の大野拓弥騎手を背に快勝しました。
馬、騎手、調教師、馬主、生産者、全員がGⅠ初制覇となりました。

2014-スプリンターズS5日、新潟競馬場でスプリンターズS(3歳上・GI・芝1200m)が行われ、中団後方に構えた大野拓弥騎手騎乗の13番人気スノードラゴン(牡6、美浦・高木登厩舎)が、直線で外から脚を伸ばし、横一線の争いとなっていた先行各馬をゴール前で差し切り優勝した。勝ちタイムは1分8秒8(良)。
 1/2馬身差の2着は4頭が並ぶ争いとなったが、2番人気ストレイトガール(牝5、栗東・藤原英昭厩舎)が入り、さらにアタマ差の3着には5番人気レッドオーヴァル(牝4、栗東・安田隆行厩舎)が入った。なお、3番人気コパノリチャード(牡4、栗東・宮徹厩舎)は12着、1番人気ハクサンムーン(牡5、栗東・西園正都厩舎)は13着に終わった。
 勝ったスノードラゴンは、父アドマイヤコジーン、母マイネカプリース、その父タヤスツヨシという血統。芝では勝ち星を挙げられず、3歳春以降はダートで使われ続けていたが、久々の芝レースとなった今年3月のオーシャンSで2着と好走すると、続く高松宮記念でも2着に入線。今回は前走のキーンランドCで敗れ人気を落としていたものの、改めてその実力を証明し、鞍上の大野拓弥騎手とともに初めてのGI制覇を成し遂げた。また、同馬を管理する高木登調教師にとってもこれがGI初勝利となった。
http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=91263

大野拓弥騎手

大野拓弥騎手はデビュー10年目でGⅠ初制覇。(競馬学校21期生で同期の中でもGⅠ制覇一番乗り)
思えば、スノードラゴンの父であるアドマイヤコジーンでGⅠ初制覇を果たした後藤浩輝騎手も、デビュー10年目でした。
今年はフェブラリーSで田辺裕信騎手(騎乗馬コパノリッキー)がGⅠ初制覇を飾りましたし、中堅層のジョッキーが徐々に世代交代をしようとしているように感じます。

高木登調教師

管理している高木登調教師もGⅠ初制覇。
開業9年目で今年マイネルフロストで重賞を初制覇。
ビッグレッドファーム系の馬を多く預かっています。これからの活躍が期待されると思います。

岡田牧雄さん

馬主の岡田牧雄さんもGⅠ初制覇。
父から岡田スタッドを継いだ岡田牧雄さんは、マイネル軍団の総帥としてお馴染の岡田繁幸さんの弟。
過去の所有馬ではマイネルダビデとメリッサで重賞勝ちはありましたが、GⅠにはなかなか縁がありませんでした。

イワミ牧場

生産者のイワミ牧場はGⅠどころか重賞初制覇。
生産馬は地方を中心に多く輩出していたため、中央での大きいところは縁があまりありませんでした。
翌日にオータムセールを控えている関係で、現地には行けなかったようですが、喜びで大混乱になっているようです。
このように初物づくしのスプリンターズSでした。

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