17日、新潟競馬場で行われた関屋記念は、4番人気のクラレントが約1年2か月ぶりの重賞勝ちを飾りました。
サマーマイルシリーズの第2戦へ3歳以上の16頭(レオアクティブは出走取消)が出走して行われた。レースは4番人気のクラレント(田辺)が最後の直線抜け出し、1分32秒5のタイムで、重賞5勝目を飾った。2着は半馬身差で1番人気のダノンシャーク(内田)。2番人気のマジェスティハーツ(森)は精彩を欠き、12着に終わった。
◆クラレント 5歳牡馬、父ダンスインザダーク、母エリモピクシー。北海道新冠町のノースヒルズマネジメント生産、馬主は前田晋二氏。戦績は22戦6勝、重賞は5勝。獲得賞金は2億9935万1000円。
http://www.hochi.co.jp/horserace/20140817-OHT1T50139.html
クラレントはこれで、11年デイリー杯2歳S、12年富士S、13年東京新聞杯、エプソムCに続いて重賞5勝目、2歳時から4年連続重賞勝ちはお見事です。
ダンスインザダーク産駒たち
クラレントの4年連続重賞勝ちにより、父のダンスインザダークは14年連続重賞勝ちという記録を達成しました。
この記録は、パーソロン、ノーザンテースト、サンデーサイレンス、ブライアンズタイム、フジキセキに次いで6頭目の記録です。
(最高記録は、パーソロン、ノーザンテースト、ブライアンズタイムの18年です。ちなみにサンデーは17年、フジキセキは15年。)
ダンスインザダーク産駒というと、デルタブルースやザッツザプレンティといった長距離(特に菊花賞)に活躍馬を多く出し、京都が得意なイメージが強いです。
これまでの重賞通算46勝(内障害重勝2勝)を記録してきましたが、この中で障害を除く平均距離は2150mです。
同じサンデー直仔のフジキセキが1598m、アグネスタキオンが1815mなので、ダンス産駒がいかに長距離重賞で結果を残してきたかの証明になるかと思います。
クラレントはダンス産駒の中ではやや珍しい、左回りが得意なマイラーです。
ダンス産駒では1頭だけマイルのG1を勝った馬がいます。ツルマルボーイです。
ツルマルボーイとクラレントは共通点が多いように感じます(橋口厩舎、左回り得意、追える騎手が合うetc…)
ツルマルボーイが安田記念を勝ったのは6歳時なので、来年のクラレントに期待です。(G1はちょっと酷かな?)
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[…] この記録はダンスインザダークに並んで6位タイの記録。 (ちなみにダンスインザダークは去年達成) […]