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藤岡佑介がフランスで騎乗

フランスに遠征中の藤岡佑介騎手が、現地のコンピエーニュ競馬場の6Rに騎乗し5着でした。
そのとき騎乗していたのが、なんと過去に藤沢和雄厩舎に所属していたリリエンタールというからビックリです。

 フランスに遠征している藤岡佑介騎手(28)=栗東・フリー=が7月15日、パリ近郊のコンピエーニュ競馬場の6R(芝2000メートル、一般戦)でリリエンタール(フランス・小林智厩舎、牡7歳)に騎乗。10頭立ての5着となった。
 リリエンタールは父モンジュー、母アンナモンダ、母の父モンズンという血統。美浦・藤沢和雄厩舎所属で2010年青葉賞・GII5着など重賞でも活躍。今年1月の迎春S(1600万下)12着後にフランスに移籍。今回が移籍初戦だった。
http://race.sanspo.com/keiba/news/20140716/ove14071613490002-n1.html

フランスに移籍していたリリエンタール

リリエンタールはいつのまにかフランスに行っていたのですね。
もともと、父モンジューのサドラーズウェルズ系は、オペラハウス以外は日本で全然走らないので、欧州の方が向いている血統だとは思いますが、7歳になってからでは行くのが遅いって。
 

 

フランスで開業した小林智調教師

リリエンタールをフランスで管理する小林智調教師は、フランスのシャンティイの調教師です。
これまで、藤岡騎手の遠征時以外にも、凱旋門賞に出走するために遠征してきた、オルフェーヴルやヒルノダムールなどの日本調教馬を受け入れたりもしています。
今回のリリエンタールがどういう経緯で小林調教師のところに来ることになったのか、詳細な情報がないので分かりませんが、フランス向きの血統馬を、海外で活躍する日本人調教師のために…と、山本英俊オーナーが支援したのだろうと勝手に解釈しておきます。
ちなみに、リリエンタールの馬主は日本のときと同じく山本オーナーのようです。
(参考→http://www1.skysports.com/racing/form-profiles/horse/834102/lilienthal

アイルランドで開業した児玉敬調教師

欧州競馬の日本人調教師としては、アイルランドの児玉敬調教師も有名です。
児玉調教師がポップロック、シャドウゲイト、キングストレイルなどを預かって、後に種牡馬入りさせたように、日本血統馬が欧州にどんどん広がっていけば(特に日本で飽和状態のサンデー系)と思います。
 

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