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マイル王者と言われてもピンと来ない

主役不在の混戦となったマイルCSは、8番人気のダノンシャークがレコードタイムで、フィエロとの叩き合いをハナ差制しました。
去年1番人気で3着に敗れた雪辱を見事に果たした形になりました。

2014-マイルCS第31回マイルチャンピオンシップ(G1、芝1600メートル・晴良17頭)は23日、京都競馬場11Rで行われ、岩田騎手騎乗の8番人気、ダノンシャーク(牡6=大久龍厩舎、父ディープインパクト、母カーラパワー)が、接戦を制し優勝した。勝ち時計は1分31秒5。
まずまずそろったスタートからホウライアキコが先頭に立ち、2番手に1番人気ミッキーアイル、その後にグランデッツァ、サンレイレーザーなどがつける展開。
3、4コーナー中間で逃げるホウライアキコをかわしてミッキーアイルが先頭に替わり直線に入る。押し切りを図るミッキーアイルだったが、好位でレースを進めたフィエロが鋭い伸びを見せて一気に差し切る。その直後から最内を突いたダノンシャークがグイグイと脚を伸ばし先頭に並びかけると、ゴール手前では2頭が激しい叩き合いを繰り広げ、ほぼ並んだ形でゴールイン。きわどい決着となったが、ダノンシャークが鼻差制しており悲願のG1初制覇を飾った。
2着フィエロから1馬身半差の3着にはグランデッツァが入った。
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2014/11/23/kiji/K20141123009339120.html

 

岩田康誠の好騎乗

勝ったダノンシャークはこれまで期待をされて活躍するもののGⅠでは6着、3着、3着、4着とあと一歩足りない結果でした。
今回は騎乗した岩田騎手が終始内々を通って最後はハナ差凌ぐ好騎乗。
後藤騎手の落馬事故以降は、あまりインを突くことが減っていたように見えましたが、今回は2010年のマイルCSの再現を見ているかのようなイン突きでした。
 

 

マイルCS敗れた面々

好走した2、3着

2着のフィエロは3cm差のハナ差負け。
今年の秋のGⅠのトレンドである重賞未勝利馬でしたが、わずかに足りませんでした。
アパパネのヴィクトリアマイルC以来、GⅠ勝利から遠ざかっている金子真人オーナーも、ここ数年はあと一歩足りませんね。
3着グランデッツァは都大路Sもそうでしたが、京都コースが合うのでしょう。
あとは時計も早い方が良いのだろうと思います。
 

敗れたGⅠ馬たち

その他のGⅠ馬たちの中では、6着のグランプリボスは逆に時計がかかった方が良い馬。
高速決着のときは、ちょっと足りないです。
去年、一昨年のチャンピオンである、トーセンラー(4着)、サダムパテック(11着)は衰えですかね。
1番人気のミッキーアイルは13着。
押し出された1番人気の感じもあったし、こんなもんでしょう。
父は違いますが、去年のコパノリチャードとダブりますね。
ということで来年の高松宮記念に出てきたら注目。
 

群雄割拠のマイル路線

ダノンシャークがマイル王になりましたが、今後もマイル路線は群雄割拠だろうと思います。
今後もスプリントか中距離から来た「別路線組」の方が有力な図式は変わらないだろうと思います。
 

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