ジャパンダートダービーを見に、大井競馬場に行ってっきました。
ハッピースプリントの3冠達成の瞬間を見たく現地に足を運んだのですが、ハナ差であと1歩届きませんでした。
9日、大井競馬場で第16回ジャパンダートダービー(GI・3歳・ダ2000m・1着賞金4500万円)が行われ、後方でレースを進め、3~4コーナーでポジションを上げた秋山真一郎騎手騎乗の2番人気カゼノコ(牡3、栗東・野中賢二厩舎)が、直線外から脚を伸ばして、13年ぶりの南関東3冠制覇を目指した地元の1番人気ハッピースプリント(牡3、大井・森下淳平厩舎)をゴール寸前で捕らえ、これにハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分3秒9(稍重)。
さらに1/2馬身差の3着に6番人気フィールザスマート(牡3、美浦・新開幸一厩舎)が入った。なお、3番人気ランウェイワルツ(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)は5着に終わった。
勝ったカゼノコは、父アグネスデジタル、母タフネススター、その父ラグビーボールという血統。JRAの500万・鳳雛Sに続く3連勝、ダートに限れば4走前の未勝利戦から4連勝で一気に3歳ダート王の座に登りつめた。
http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=88625
手薄なメンバーだったジャパンダートダービー
地方から4頭のダービー馬を含む7頭、中央から6頭が参戦していました。
正直ハッピースプリント以外の地方馬は通用しないだろうと思っていたし、中央勢もユニコーンSの上位勢や兵庫チャンピオンシップを勝ったエキマエなどがいなかったため、ハッピースプリントにとっては大チャンスでした。
現地はかなりの雨で、この雨で走る気をなくしたりしない限り、ハッピースプリントが勝つんじゃないかと思っていました。
マークされる立場のハッピースプリント
レースは正攻法でハッピースプリントが強気に勝負に出たが、最後にカゼノコにハナ差されてしまい2着。
騎乗した吉原騎手は「理想的だったがマークされ、道中2回ほど脚を使わされた」とコメントしている通り、道中のこのロスが最後に響いてしまったか。
カゼノコは非社台
カゼノコの父アグネスデジタルは、これまでヤマニンキングリーやグランプリエンゼルといったGⅠでは足りない馬が多かったですが、これで初めてのGⅠ産駒の誕生となりました。
母のタフネススターも中央の重賞勝ち馬で同じ馬主。
母父ラグビーボールという地味血統で、まったく社台が絡んでいない血統です。
安藤勝己元騎手がこのレースについて、こんなツイートをしています。
ハッピースプリント。自分から勝ちに動いて強い競馬したけど、ここに入ると残念ながら抜けた馬じゃないということ。JRA勢は初コースで初ナイター、今日のコンデションやから。カゼノコも凄い決め手あるけど、いつも勝てる脚質やないしな。正直、3歳ダート路線のレベルをオレはまだ疑問に思っとる。
— アンカツ(安藤勝己) (@andokatsumi) 2014, 7月 9
まぁそうですよね、と思いますよね。
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