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最弱から這い上がっていったオジュウチョウサン

2017-中山大障害
圧倒的支持に応えて、オジュウチョウサンが中山大障害を連覇。
中山GJの連覇に続けて、JG1競走を4連勝となりました。
一昨年の勝ち馬で最大のライバルと目されていたアップトゥデイトが大逃げする流れの中で、虎視眈々と差を詰めていき最後は半馬身差の差し切り勝ち。
アップトゥデイトと林満明騎手も、これ以上ないくらい完璧なレースをしましたが、オジュウチョウサンはその上を行く強さでした。
私個人の話ですが、現地で観戦していて、全馬が完走したこともあり、場内も拍手喝采。
感動するレースでした。

今回の勝利で、オジュウチョウサンは歴代の障害チャンピオンホースたちを上回るような、実績と印象を残したのではないかと思います。
しかし、オジュウチョウサンは最初から強かったわけではありません。
平地で2戦、着外続き。
障害初戦は、14頭立て、14番人気、14着。
勝ち馬から13秒7も離されたシンガリ負け。
1年ぶりのレースだったとはいえ、道中もずっと14番手を進むレースで、初障害はずっと最後尾を走っていたという馬でした。
それが和田正一郎厩舎に転厩後に徐々に力をつけていって、4戦目で初勝利。
12戦目となった去年の中山GJで障害重賞初制覇。
そこから負けなしの8連勝で今回の勝利となりました。
最初から強かったわけではないという馬は多くいると思いますが、こんな最弱状態からスタートしたチャンピオンホースというのも、なかなかいないのではないかと思います。
オジュウチョウサンはまだ6歳馬。
来年は更に記録を伸ばしてくれるのではないかと思います。

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