香港スプリントについて
- レース番号:5R
- 発走時刻:日本時間 15:40 (現地時間 14:40)
- 距離:芝1200m
- 日本での馬券発売:あり
香港国際競走の2つ目のG1レース。
日本馬ではロードカナロアが連覇を記録していますが、それ以外は掲示板が精一杯の厳しい戦績。
香港勢や豪州勢はこの路線が強いため、サイレントウィットネスなどの絶対的存在が不在でも層が厚い印象。
香港スプリントの出走馬
今年の香港スプリントですが、出走予定馬が日本の2頭の牝馬以外はすべてセン馬という、牡馬が不在のちょっと珍しい状態になっています。
香港スプリントに出走予定の日本馬
レッツゴードンキ(Let’s Go Donki)
- レーディング:111
- 性齢:牝5
- 父:キングカメハメハ
- 母父:マーベラスサンデー
- 予定騎手:岩田康誠
- 調教師:梅田智之
- 主な勝ち鞍:桜花賞(G1)
- 前走:スワンS(G2) 3着
- 【レッツゴードンキ】の競走成績
スプリント路線で再び輝きつつある桜花賞馬。
母は早熟スプリンターのマルトクですが、本馬は長く安定して走っている印象です。
スプリンターズS 2着、高松宮記念 3着と、スプリント路線で存在感を発揮しつつありますが、初の海外遠征で期待をするのは酷な気がします。
鞍上がロードカナロアの岩田康誠というところで、なんとか上位入線できれば。
ワンスインナムーン(Once In A Moon)
- レーディング:110
- 性齢:牝4
- 父:アドマイヤムーン
- 母父:ヘクタープロテクター
- 予定騎手:Z.パートン
- 調教師:斎藤誠
- 主な勝ち鞍:
- 前走:スプリンターズS(G1) 3着
- 【ワンスインナムーン】の競走成績
この夏の上がり馬が、重賞未勝利の立場ながら果敢に海外挑戦。
鞍上にZ.パートンを確保した点が最大の強みか。
香港スプリントに出走予定の有力香港馬
ミスタースタニング(Mr Stunning)
- レーディング:121
- 性齢:セン5
- 父:エクシードアンドエクセル
- 母父:Dayjur
- 予定騎手:N.ローウィラー
- 調教師:J.サイズ
- 主な勝ち鞍:ジョッキークラブスプリント(G2)
- 前走:ジョッキークラブスプリント(G2) 1着
- 【ミスタースタニング】の競走成績
前哨戦の勝ち馬。
これからの香港スプリント路線の中心になる馬になりそう。
ラッキーバブルズ(Lucky Bubbles)
- レーディング:119
- 性齢:セン6
- 父:セブリング
- 母父:ヒューソネット
- 予定騎手:H.ボウマン
- 調教師:K.ルイ
- 主な勝ち鞍:チェアマンズスプリントプライズ(G1)
- 前走:ジョッキークラブスプリント(G2) 9着
- 【ラッキーバブルズ】の競走成績
春まではこの路線の中心にいた馬。
前走は大敗したものの、まだまだ巻き返してくる可能性あり。
ペニアフォビア(Peniaphobia)
- レーディング:119
- 性齢:セン6
- 父:ダンディマン
- 母父:グレートコモーション
- 予定騎手:M.チャドウィック
- 調教師:A.クルーズ
- 主な勝ち鞍:香港スプリント(G1)
- 前走:ジョッキークラブスプリント(G2) 4着
- 【ペニアフォビア】の競走成績
2年前のこのレースの勝ち馬。
当時ほどの強さはない印象。復活は少々厳しいか。
ブリザード(Blizzard)
スプリンターズS出走前に書いた記事を参照。
http://keiba.morelents.com/hongkong-blizzard/
香港スプリントに出走予定の海外有力馬
ザティンマン(The Tin Man)
- レーディング:117
- 性齢:セン5
- 父:エキアーノ
- 母父:ビショップオブキャシェル
- 予定騎手:T.クウィリー
- 調教師:J.ファンショー
- 主な勝ち鞍:ダイヤモンドジュビリーS(G1)
- 前走:英チャンピオンズスプリントS(G1) 5着
- 【ザティンマン】の競走成績
G1 2勝の実績があり、香港馬以外ではレーティングもトップタイ。
ただ欧州でもトップクラスの層から1枚落ちるだけに、香港勢の方が上の印象です。
※出走回避
ストーミーリベラル(Stormy Liberal)
- レーディング:114
- 性齢:セン5
- 父:ストーミーアトランティック
- 母父:ロイヤルアカデミー
- 予定騎手:S.デソウサ
- 調教師:P.ミラー
- 主な勝ち鞍:BCターフスプリント(G1)
- 前走:BCターフスプリント(G1) 1着
- 【ストーミーリベラル】の競走成績
人気薄の立場で、BCターフスプリントを勝利。
一応、アメリカのスプリントのチャンピオンホースではありますが、アメリカでは低レベルな芝路線。
アメリカ馬の香港遠征の例もあまり無く、少々厳しいと思います。
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