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C.ルメール、調整ルームでTwitterをやって騎乗停止。過去には他の騎手も調整ルームでの携帯電話使用で騎乗停止に

3/1(日)からJRAの騎手としてデビューするはずだったC.ルメール騎手が、急遽騎乗停止となり、全鞍乗り替わりとなりました。
ルメール騎手は、落馬事故からの復帰でもあったのですが、デビューはお預けとなりました。

3月1日(日)第1回阪神競馬第2日に騎乗予定であったC.ルメール騎手は、騎乗予定日の前日2月28日(土)の阪神競馬場調整ルーム内において、携帯電話を使用し外部との通信を行ったことが判明したため、3月1日(日)から3月30日(月)まで30日間の騎乗停止となりました。
http://www.jra.go.jp/news/201503/030103.html

騎乗停止の概要

騎乗停止の理由は、Twitterで友人のツイートをリツイートしたことが問題のようです。

(事案の概要)
C.ルメール騎手本人から事情聴取を行った結果、同騎手が調整ルーム内において、携帯電話の電源を入れておいたところ、知人からのツイートが入り、同騎手がそれに対して2回リツイートした事実を確認しました。
この行為は騎手としての注意義務を怠ったものであり、日本中央競馬会競馬施行規程第147条19号に該当すると認められるため、30日間の騎乗停止としました。
http://www.jra.go.jp/news/201503/030103.html

騎乗停止による影響

30日間の騎乗停止であるため、3月いっぱいは騎乗することが出来ません。
そのためJRAのレース以外にも、騎乗予定であった、ドバイシーマクラシックのワンアンドオンリーや、エンプレス杯のワイルドフラッパーなどもNGとなりました。

調整ルームでの携帯電話使用

調整ルームでは携帯電話やパソコンなどを使用して外部と連絡取ることが禁止されています。
これは「公正競馬」を確保するという観点からです。
持ち込み自体が禁止されているというわけではなく、あくまで使用がNGというだけです。
そのため、騎手たちは週末になると缶詰め状態になるため、麻雀などに熱中する人がベテラン勢には多いようです。

海外での例

海外ではこのような例はありません。
レースの数時間前に競馬場に到着して騎乗していくなんてこともありますし、検量室で電話している人も居たりします。
このあたりは、海外と違い日本の競馬は「公営ギャンブル」という点が大きく関係しています。
そのため、この日本独自のルールを嫌がる外国人騎手も多いと聞きます。
(L.デットーリが短期免許で騎乗するのが嫌な理由のひとつとの噂も聞きます)
C.ルメール騎手は何度も短期免許で来日していたので、そのあたりのことはよく知っていたと思うのですが、舞い上がっていたのかもしれませんね。

過去にも同様の例

過去にも2回、JRAの騎手が同様の問題を起こしております。

2011年 大江原圭

大江原圭騎手(21)が15日、調整ルームで携帯電話を使用したことにより、同日から6月13日まで騎乗停止となった。同騎手が、14日に京都競馬場の調整ルームに入室した後、規定に違反して携帯電話でツイッターを閲覧した際に、誤ってリツイート(転送)した事実が確認されたため。
http://www.nikkansports.com/race/news/f-rc-tp0-20110515-776137.html

大江原騎手は現在、交通事故を起こした関係で騎乗停止中です。

2013年 原田敬伍

6月29日の3回中京初日に騎乗した原田敬伍(18=栗東・田所)は、前日の28日に栗東調整ルーム内で携帯電話を使用し、外部との通信を行ったことが判明。この行為は日本中央競馬施行規定第147条19号に抵触するため7月6日から8月4日まで30日間の騎乗停止処分となった。
本人からJRAが事情聴取を行った結果、同騎手が調整ルーム入室後に友人のツイートに対して複数回返信した事実が確認された。http://www.tokyo-sports.co.jp/race/horse/159261/

原田騎手はその後、一身上の都合により引退しています。

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