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パカパカファームの生産馬たちの特徴

横山典弘騎手が2週連続でGⅠ勝利を収めました。
クラリティスカイの父・クロフネは2001年のNHKマイルCの勝ち馬。

2015-NHKマイルC第20回NHKマイルカップ(G1、芝1600メートル・晴良18頭)は10日、東京競馬場11Rで行われ、横山典騎手騎乗の3番人気、クラリティスカイ(牡3=友道厩舎、父クロフネ、母タイキクラリティ)が、直線抜け出し優勝した。勝ち時計は1分33秒5。
 ややばらついたスタートからレンイングランドが先頭に立ち、2番手にアルビアーノ、3番手にマテンロウハピネス、その後はタガノアガザアル、クラリティスカイなどがつける展開。
 4コーナーから直線に入ると、逃げたレンイングランドを2番手のアルビアーノが捉えて抜け出す。後続を引き離し押し切りを図るアルビアーノだったが、好位でレースを進めていたクラリティスカイがじわじわと脚を伸ばし先頭に迫る。ゴール手前で懸命に粘るアルビアーノをきっちり差し切ると、最後は1馬身差をつけて父クロフネに続くNHKマイルC制覇を果たし、横山典騎手は先週の天皇賞・春に続き2週連続のG1勝利となった。
 2着アルビアーノから首差の3着にはミュゼスルタンが入った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150510-00000123-spnannex-horse

NHKマイルCに駒を進めたクラリティスカイ

今回の出走馬の中で、皐月賞から唯一ここに出漕してきたクラリティスカイ。
皐月賞は強気に逃げる戦法で5着。
勝ったドゥラメンテ、2着リアルスティールには離されたものの、3着のキタサンブラックとは差のない競馬をしていました。
いちょうSをレコードで快勝しているように、府中のマイルの適正は問題なし。
友道調教師も広いコースを選択してきた、と語っていたように、この舞台は絶好だったのでしょう。
クラリティスカイは、通常であれば次走は日本ダービーに向かうものと思われます。
ですが、横山典弘騎手のインタビューを聞く限り反動が心配なので、休ませた方が良いような気がします。
ちなみに、クラリティスカイのオーナーである杉山忠国氏は、京都メインの鞍馬Sを勝ったスギノエンデバーも所有。
東西メインレースを制しました。

アルビアーノの今後

2着に敗れた牝馬のアルビアーノにも少し触れておきます。
3戦3勝の負けなしでフラワーCを制覇し、桜花賞をパスしてここに駒を進めたアルビアーノ。
メンバー中で唯一の牝馬でありながら、馬体重は512kgとヤングマンパワーの次に大柄な馬でした。
この馬は社台がディープインパクトの種を付けるために購入した馬のようなので、非常に大切に慎重に使われてきています。
管理する木村哲也調教師も、今後も無理はさせないと思うので、次走に向けての動向に注目が集まりそうです。

生産者 パカパカファーム

さて、勝ったクラリティスカイの生産者「パカパカファーム」。
印象的な名前なので、多くの競馬ファンも耳にしたことがあると思います。

パカパカファームについて

2001年にサンシャイン牧場の新冠本場を譲り受けて開場。
牧場長であるハリー・スウィーニィ氏は、大樹ファームや待兼牧場で、経歴を重ねてきたアイルランド人です。
詳しい話はこちらの記事をどうぞ。)

パカパカファームの産駒たち

パカパカファームでは、日本の馬場に合う繁殖牝馬を繋養するように意識しています。
そのため、産駒たちは総じて兄弟での活躍が多いです。
クラリティスカイの兄であるクラリティシチーも、ダービー卿CTでモーリスの2着に好走するなどの実績があります。
(余談ですが、クラリティシチーはセントポーリア賞で田中勝春騎手がヘグらなければもっと出世していたと思います)
1歳下の2歳馬である、フィールドシャルム(栗・西園正都)にも要注目です。
ちなみに、パカパカファームの生産馬による重賞勝ちはこれで通算5勝目。

年月日競走名馬名
2007/5/6NHKマイルCピンクカメオ
2011/11/19東スポ杯2歳Sディープブリランテ
2012/5/27東京優駿ディープブリランテ
2014/10/11いちょうSクラリティスカイ
2015/5/10NHKマイルCクラリティスカイ

なぜか、すべて東京競馬場での勝利です。
これは育成過程に何か秘密でもあるのですかね?

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