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大物誕生?リアルスティールの素質

注目馬の集まった共同通信杯は、3番人気のリアルスティールが新馬戦から連勝で重賞初制覇を飾りました。

2015-共同通信杯
牡馬クラシック戦線に新星誕生だ。好位のインで折り合った3番人気のリアルスティールが直線で馬群をきれいにさばき、ゴール前で外から末脚を伸ばすドゥラメンテの内をすくって快勝。新馬戦に続く無傷の2連勝で重賞初制覇を飾った。キャリア1戦とは思えないセンスの良さ。ディープインパクト産駒でもあり、さらなる飛躍が楽しみだ。
 断然の1番人気に支持されたドゥラメンテは、道中で何度か頭を上げるシーンがあり、2着止まり。3連勝はならなかった。3着にはアンビシャスが入った。

 

大物の予感漂うリアルスティール

勝ったリアルスティールはこれで2戦2勝となりました。

福永祐一が高く評価

騎乗した福永祐一騎手は、メイクデビューを勝った段階でこの馬の素質を高く評価していました。
そのため、早くから他陣営に断りを入れていたため、きさらぎ賞では良血のポルトドートゥイユやレガッタには騎乗しませんでした
今回の快勝はその見極めが正しかったことを証明したことになりました。

キズナと同じ血統構成

リアルスティールの血統。
父・ディープインパクト、母父・ストームキャットという血統構成は、2003年のダービー馬キズナと同じ。
(同日に出走していた京都記念は3着でした。)

リアルスティールの今後

リアルスティールは次走にスプリングSを予定しています。
全兄のラングレーよりも完成度が高そうなので、皐月賞でも楽しみな存在です。
 

負けても期待のドゥラメンテ

圧倒的1番人気のドゥラメンテは惜しくも2着に敗退。
母・アドマイヤグルーヴ、祖母・エアグルーヴ、曾祖母・ダイナカールという超良血。
前走の強さもあって圧倒的人気になりましたが、今回のレースは道中で折り合いを欠いたことが最後の伸びに繋がらなかった印象です。
とはいえ負けても悪くない競馬だったし、使い詰めのローテーションだったことを考えると、賞金を加算できたことは大きかったのではないかと思います。
ただ、このままではダービーは出走できるかボーダーラインだと思うので、次走をどうするかは注目所。
おそらく鞍上も石橋脩騎手から変えてくると思います。
 

 

共同通信杯組の後の活躍馬

共同通信杯は2000年代前半を除き、後の活躍馬を多く輩出してきました。
それは勝ち馬に限らず負けた馬についても。
特に2012は顕著で、1~3着が後にGⅠを勝ち、4~5着も重賞を勝つというメンバーでした。

着順馬名その後の勝ち鞍
1ゴールドシップ皐月賞ほかGⅠ5勝
2ディープブリランテ日本ダービー
3スピルバーグ天皇賞(秋)
4ストローハットユニコーンS
5コスモオオゾラ弥生賞

今回のメンバーと一概に比較することはできませんが、レベルは高かったと思うし、負けたメンバーも今後軽視できないと思います。
 

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