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最後のダービーに挑む松田博資調教師

来年定年で引退を迎える、松田博資調教師が管理するレーヴミストラルが、ダービートライアルの青葉賞を制しました。
師にとっては最後のダービーに挑戦する権利を手にしたことになります。
去年も、最後のダービーに挑む大久保洋吉調教師のショウナンラグーンが制しましたが、2年連続で引退を控える調教師が夢を繋ぐ結果に終わりました。

2015-青葉賞第22回青葉賞(2日、東京11R、GII、3歳オープン国際(指)、馬齢、芝2400メートル、1着本賞金5200万円、1、2着馬にダービーの優先出走権=出走18頭)川田将雅騎乗の1番人気レーヴミストラルが、ゴール前の攻防を制して3連勝で重賞初勝利。2009年の半兄アプレザンレーヴ(父シンボリクリスエス)に続く兄弟制覇となった。タイム2分26秒9(良)。2着はタンタアレグリアで、上位2頭がダービー(31日、東京、GI、芝2400メートル)の優先出走権を獲得した。
http://race.sanspo.com/keiba/news/20150503/pog15050305020005-n1.html

レーヴミストラル陣営

松田博資調教師

管理する松田調教師は来年定年を迎えるため、今年が最後のダービーになります。
1981年に騎手を引退して調教師として開業以降、多くの活躍馬を輩出してきました。
ベガ、アドマイヤドン、アドマイヤムーン、ブエナビスタ、ハープスター。
GⅠ馬を何頭も出してきましたが、ダービーには縁がありませんでした。
これまで計10頭を出走させましたが、2006年ドリームパスポート、2007年アドマイヤオーラの3着が最高。
今年は、厩舎と縁の深い血統で最後のダービーに挑む権利を得たのは、大きな収穫だと思います。

川田将雅騎手

騎乗した川田騎手は、今年は多くのクラシック候補を抱えていました。
ホープフルSを制したシャイニングレイ、京成杯を制したベルーフ、毎日杯を制したミュゼエイリアン、若葉S2着のワンダーアツレッタ。
最終的に選択したのはシャイニングレイでしたが、そのシャイニングレイがまさかの皐月賞回避で、皐月賞は騎乗馬がいなくなってしまいました。
不運の後だっただけに、良いタイミングでの巡りあわせだったと思います。

レーヴドスカーの産駒たち

レーヴミストラルの母レーヴドスカーはフランスで活躍した馬。
GⅠ勝ちはサンタラリ賞の1勝のみですが、ヴェルメイユ賞、オペラ賞、ジョッキークラブ大賞(伊)で2着。
2000年のジャパンCにも出走しています(7着)
繁殖入り後、競走登録された産駒たちは、全馬が勝ち上がり活躍しています。
6頭の産駒たち全てが、重賞連対orオープン特別勝ちがあるというのは、優秀な繁殖牝馬であることの証明であろうと思います。
レーヴミストラルの兄であるアプレザンレーヴは2009年の青葉賞の勝ち馬なので、今回の勝利は兄弟での勝利となりました。
(兄は不良馬場のダービー5着でした。)
この血統は非常に優秀な反面、体質的にもろいのか、運がないのか、故障や死亡に見舞われることが多いです。
全馬父が違うにも関わらず、比較的早い時期にピークが来て、なんらかの不運に合ってしまいます。
レーヴミストラルには、まず無事にダービー出走に漕ぎつけてほしいです。

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